映画の感想 カラオケ行こ!(WOWOW視聴)

予告

ハートフルなエモーションムービー♡綾野剛ってかっこいいな。

良い映画がみれて本当よかった。青春邦画だった。

原作は漫画らしい。

主人公の青年は純粋な中学生。本当に純粋で汚い世界はあるとわかっているけれど、
まだ現実感がないというか、あくまでもピュアな子供の世界でまだ生きている少年だった。

しかし、ヤクザという非現実的な男と出会い、現実と非現実の境界線があいまいになっていく。そして、その汚い大人でかつ、ヤクザといういうなれば悪魔的な存在と相まみえることによって、奇妙な友情が発生する。背伸びした風な気分になっていくのだろう。主人公の少年はだんだんと中学校の部活から離れていく。

いうなればティムバートンのような映画かもしれない。

ヤクザたちの世界に介入することによって、現実から非現実ないうなればおとぎの国。もしくは悪魔の世界に立入った少年は、この映画では大人の階段をのぼるような感じになっていく。
だけど、最悪な展開になっていた可能性もあるのだろう。それはこのハートフルな映画では描かない。描く必要がないのだ。

まとめ:普段はホラーやオカルトを多くみているけど、こういった映画もいいね。ジュブナイル映画かもしれないな、カラオケ行こ!は。

映画の感想 スイート・マイホーム(WOWOW視聴)

予告

因果はらせんをえがいて、巡って来る。斎藤工がメガホンをとった快作。

よくできてると思いました。それは斎藤工さんという(私はシンウルトラマンで知った俳優さんでした)新人の監督さんが撮った映画ということで、(新人さんだけど)よくできていると思いました。

無敵の犯人による無双のような形で物語は進む

これはまあ、映画をよく見ている人なら良くわかると思いますが、犯人の隙が終盤までなさすぎる問題なんですね。主人公たちや被害者たちは、ただただ翻弄されるのみで物語がすすみ、終盤に主人公が苦心してたどりつくというよりは、周囲の流れによって、本当にプロット通りに犯人が画面に映る。そういう映画だったと思います。まあ、この映画は原作があるということでしたので、そこも原作に準拠したのかなと思いました。(原作は未読です)

タイトルの因果というのは、主人公のスポーツインストラクターがおこなっていた浮気や、もしくは描かれていない主人公の過去の因果が追い付いてきた結果、目をおおいたくなるような映像がいまから映りますよ、という意味合いを【見ざる】のポーズで子どもにさせる=惨劇を子供にみせてはいけない、という意味合いととらえました。

ただ、禁じ手をつかっている気がしてそこはマイナスだと思った。

ラストのあのシーンはいただけないと思いました。それは〇〇〇〇を傷つけてはいけないと私は思っています。でもやってるんだけどね。ジョジョの奇妙な冒険パート1・ファントムブラッドでもそういうシーンがあって、まあそれは〇〇〇〇が吸血鬼に転化してしまっていたからまだ、許せる?(化け物になってしまって〇〇〇〇でもなくなっている)けど、この映画では〇〇〇〇の〇から流血してしまって、あ~それは禁じ手だわ、だってジェイソンだって子どもはころしてないよね?って思った。原作でこのシーンがあるなら仕方なしだと思ったけど、でも俺がもし映画をとるならそれは禁じ手ルールだと思って別の手を考えるねと思う。

まとめ:サスペンスホラーとして面白かった。邦画サスペンスをさがしているかたがいたら是非みてみて!!

映画の感想 波紋(WOWOW視聴)

予告

旦那失踪して10年も経過してたなんて予告みて知ったわ。

主人公の主婦は、よどんでいない水のように、他人からの言葉でそのとおりに行動してしまう。よくいえば素直。わるくいえば主体性がない?か。

宗教団体に入信したのも書かれていないけど、だれかからの言葉で入信したと思う。
だけど、まるで凪いだ湖におちる水滴による波紋のように、東日本大震災の余波から各家庭に影響があったんだろうなと思った。

面白かった。ろうあ者の婚約者とかえってきた息子はやさしい奴なんだろうなと思った。

旦那役は光石研で、むかし世にも奇妙な物語の”そこではお静かに”という話で村のダンサーの役がよかった。

まとめ:アカミミガメかミドリガメが出てきたけど、求愛行動がまえあしをバタバタするのだと初めて知った。おまんこ。

映画の感想 ヒルコ・妖怪ハンター(1991年)

竹中直人<ばやぐじろ””ーーー!!!

邦画界を代表するジュブナイル映画の最高峰!ぜひ夏休みに家族でみるべし!!

初見は1995年のGWだったんですよ確か。
居間のテレビで正座してみてたはず。

鉄男を撮った塚本晋也監督、原作は諸星大二郎氏、出演は沢田研二氏、工藤正樹氏、竹中直人氏。
ギーガーを彷彿させる不気味さと田舎の風景、木造の校舎、生命力あふれる中学生の男女と凄惨な描写、さわやかな月島と愛にあふれる稗田礼次郎の亡くなった奥さん。

対比がうまく描けてるとすばらしいものになる。
まあ、ぐだぐだ書いても意味がない。この映画は一見すべし。見ていない人はラッキー。
いますぐレンタルビデオ屋にいって借りてこよう!!

私の好きなシーンはラストで祝詞を唱えて封印するシーン、あっひゃっひゃっひゃ!と妖怪ヒルコが笑うシーンは諸星大二郎氏の漫画で散見されるような笑い方だった。

映画の感想 茜色に焼かれる

これは見た方がいい邦画

開始早々、「オダギリジョー…おしゃれ映画か」て思ったらそれは、違っていた。これは女優、尾野真千子氏の壮絶な尾野真千子演技を見られる映画なのだ。尾野真千子氏と永瀬氏(キョンキョンの元旦那)がすごくよかった。息子さんもよかった、ケイちゃんもよかった。

あとはクソ。たいへんだよな俳優って。だって人間的にクソ野郎な奴の演技もしないといけないでしょ。ホームセンターの店長、ぶっ殺してやりてえ。あとあのいじめっ子三馬鹿も、脳みそぐちゃぐちゃに踏みつぶしてガソリンかけて燃やしてやりたい。

いや、本当にみたほうがいい。135点ぐらいあげたい映画。100点満点で135点。

カリペロで働く尾野真千子氏の映像だけ編集してスマホに入れておきたい。

映画の感想 キャラクター

なんだろうこの感覚

もうね、邦画…。まずグロい。スプラッター映画かってくらい血みどろ死体が出てくる。こういうの俺の中で中二病の範疇かもしんないわ。そこまでする?って犯行。このピンクの髪の毛の犯人が惨殺するんだけど、あれだな。東京っていう人間がごみごみしてる超ストレス社会が生み出す情景なのかな。とにかく犯人がここまでするっていうくらい惨殺。この辺、どうしてこんな恐ろしい描写が必要なのかわからなかった。

あと日本の警察ってまあ映画で描かれるのってなんつうか無能力が高いんだよな。映画で犯人と主人公のつまみ程度の存在だから仕方ないんだけど、みててこりゃ酷いって思ってしまうの。なんで撃つところで撃たないでそこでそこに撃つ?っていう撃ち方しかしないんだろう銃。

それとまあ割とホラー映画とかホラー映画じゃなくてもドラマとかでみる気配をゼロにできるキャラクター?ドラゴンボールのミスターポポかよお前はっていう犯人。今回で言うところの辺見っていう殺人犯が気配ゼロで小栗旬を襲うけど、こういう違和感ありまくりのもう見たくないな。そうそう違和感さ。だいたい漫画家の先生が夜中に建物をスケッチしてこいって、そんなあるの?カタログじゃだめなの?もうその辺からアレな感じがした。

それとこれは言っても仕方ないけど、忖度映画なんだよね。俳優さんとかミュージシャンが見せ場つくらないといけないから物語の駒に徹することできないのさ。これは監督とか脚本がそう言いつけられて出来ないんだろうけど、酷いよね。

いろいろネガティブな事書いたけど、俺には合わなかった。好きじゃなかったという感想。好きな人もいるだろうという映画。

出演している役者さんのファンなら楽しめる映画。

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