映画の感想 映画検閲(WOWOW視聴)

ちょっと良くわかんなかった。サッチャー政権下ってのがキーワードなのか?

なんかこう、言いたいことはわかるだけど、ラストシーンがちょっとわからなかった。

映画の検閲が厳しくなった80年代イギリスが舞台。

映像の過激さが、視聴している人間に与える影響をきびしくした鉄の女でおなじみのサッチャー。その政権下で、やっぱりそういう猟奇的事件がおきてしまう。映像検閲を仕事としている主人公のイーニッドは、その仕事の誠実さから「パーフェクトウーマン」(嘘。なんか違うあだなで呼ばれてたけど忘れた。見るか検索してくれ。)と呼ばれていた。

そんなこんなで楽しく暮らしていたイーニッドだけど、心にトラウマを抱えていた。実の妹が行方不明なのだ。両親は死んだことにして忘れろと言うのだが、イーニッドはそんな事できるわけないと突っぱねるのであった。

妄想と現実が混在。この映画、デヴィッド・リンチっぽい?

そんな感じしたんだよね。なんか特に、スケベプロデューサーを殺したあたりから、妄想なんじゃね?と思って、結局あのラスト。いいのか?こんなやっつけオチで。と思ったけど、まあ、いいか。映画だし。結構、楽しめたし。まあ、このブログもやっつけ感あるし、いいか。

まとめ:こんな映画にマジになっちゃってどうするの?(by ビートたけしの挑戦状)

映画の感想 ルーム・フォー・レント(アマゾンプライム視聴)

色ボケ殺人BBA降臨!!

旦那を事故で亡くし(俺はババアが殺したと思ってる)、収入に困ったババアは民泊経営を決意する。

旅行者サラ登場。

ババア民泊の第一被害者は小説家志望のサラと馬鹿彼氏。あきらかにババアの歓待に不満を漏らす彼氏。その後結局金も払わずにサラたちは宿を出てく。その際にサラは手紙を書くわというのであった。孤独なババアにはそれが嬉しかった。

第二の被害者、ボブ登場。

その後、死なずに民泊を続けていたババアは怪しい旅行者のボブを泊める。あきらかにこいつ怪しい、俺はドラッグブッシャー(売人)だと踏んだら、そのとおりだった。ひねりはないのか!?この映画の監督は。

年甲斐もなくボブに欲情したババアはキチガイのように露出しだした。露出狂ババアの誕生だった。はやく殺したほうがいいぞアーノルド・シュワルツェネッガーを呼んでこよう。

ババアの幸せ生活も束の間。サラが再びやってきた!

若いサラがきてしまい、ボブのチンポが勃起、そのままやってしまった。当然、市原悦子みたいに覗いてたババアは嫉妬。翌日、オレンジジュース攻撃をサラにしかける。サラはたまらなくなり、ババアの身辺調査を始める。隣の死にかけババアにそれとなく尋ねてみると、なんか詳しくは忘れたけどババアの情報を開示しだした。サラはそのあと出ていくが、たまらなくなったババアは死にかけババアの家に突撃。死にかけの隙をついて、窒息攻撃をしかける。死にかけババア死亡。

遂にボブも死亡!

ボブにも愛想をつかれつつも病院で処方してもらった睡眠薬攻撃を夕食に仕込む。ボブはまんまと昏倒してしまう。その隙にボブのトランクボックスを開けてしまう。すると前述したコカインが!それをなんと、ペロペロしてしまった!馬鹿かこのババアは!薬物摂取で性欲爆発!ボブが寝てる隙にボブの珍宝子が襲われてしまった!!あ~れ~。

翌日、サラから届いた手紙を開いたボブはババアへの忠告に驚愕!ババアを追い込むが、屈強なボブでさえ、ババアのフライパンアタックであわれ死亡。ボブの所持金とボブバイクを勝手に売却した金を得て、オーストラリアへ逃亡するのであった!!

まとめ:独り身のババアが経営している民泊には絶対に行くな!死ぬぞ!!

映画の感想 ファミリー・ディナー(アマゾンプライム視聴)

食べ過ぎたデブの末路

ダイエットが目的で親戚の家に行った主人公女。しかし待っていたのは田舎に行ったら襲われた系ホラーだった。

時系列が表示されてとても見やすい

この映画のいいところは、月曜日から日曜日までの時系列順にお話が進むところ。そこは逐一、月曜日、火曜日…と最後の3日間のイースターをクライマックスとして、提示される。これは昨今の時系列が無茶苦茶でミスリードを狙う芸当をしかける映画に比べたらとても見易くて好感が持てた。

ネタバレするけど、フィリップは食われます。

このダイエットを先導する料理研究家の叔母さんは有能とみせかけて、かなりオカルトに毒されてしまった悪魔信仰者だったのだ。映画を見ていたら主人公デブ子がみつける秘密のレシピに、ルーン文字で表記された怪しい図表や昔のカニバリズムを題材にした絵画のコピーが見つかる。デブ子よもうここで逃げるべきだぞ。

結局、フィリップとデブ子で逃げる計画をしたのだが、デブ子は豚足、フィリップに出し抜かれて6時出発なのに8時に起きて逃げられなくなってしまう。そうこうしてたら、納屋でフィリップの死体発見。もはや自分の胃の中にフィリップの肉は納まってしまいました。

クソ野郎!と義父の腹をミニナイフで刺して逃げるのだが、ライフルで腕を撃たれてしまう。キチガイ叔母さんに追いつかれたが、ガソリンをぶっかけてギリギリのところで勝利。生存するのだった。

まとめ:でも結局痩せられなかったからデブのまま家にかえるデブ子であった。あわれ。

映画の感想 クワイエット・プレイス:DAY1(WOWOW視聴)

黒人女性が主人公。白人主義社会が減っていくのでうれしい。

例の音に敏感なエイリアンが出てくる映画の3作目。これ、1作目は映画館に観に行った彼女と。

今作の主人公は余命いくばくの女性と猫ちゃん。それとおっちょこちょいのロイヤー。

特に説明する必要もないくらいなストーリー。たぶん猫の鳴き声は編集で消したんだろうか?まさか声帯をとったとかないよね。そんな感じで愉快な仲間が壊滅した街をさまようのだけど、前作と違うところはとにかく彷徨う。それで水が苦手なので下水の中を泳いだりして敵は溺死しちゃう、とかありながらずっと食べたかったハーレムのピザを食べることに成功!

ロイヤー青年と海をみていたら脱出する船を発見。なんとかロイヤーだけ、逃がそうと自分の命の最後まで絞り出す主人公が健気。

猫ちゃんを抱っこして桟橋からダイブ!ふたりは逃げ切るのであった。

主人公はイヤホンをしながら人のいない街を徘徊して映画はエンドを迎える!

まとめ:癌て大変だな。薬が塗り込まれたパッチを張ると痛みが緩和するっていう効果を始めて知った。

映画の感想 ドリームシナリオ(アマゾンプライム視聴)

A24はおもしろ映像とりたくて仕方ないのか?!

なんだか面白い映画だなあと思う作品はA24だな、というケースが最近多いんだけど、今回の作品もA24だと彼女にきいてびっくりしてオナラ出た。

たぶん元ネタは夢に出てくるTHIS manという都市伝説なのでは?

とピンときた。ネットをよく見る人には割と有名だと思うのだが、どうも世界中でこういった現象があるらしい、俺はみたことはない。志村けんに似てると思ったけど。

ていうか、この映画にでてくる主役のニコラス・ケイジのヘアスタイルはどうなんだ?あのクマとかの猫科を思わせるような微妙なボリュームの髪量を残した見てくれは。このオッサンが主人公なのだけど、あるときからどういうわけか、他人の夢に出てくることになる。そしてそれがトリガーとなり、彼の生活はめちゃくちゃになってしまう!

A24の映画って前から思ってたんだけど70年代リスペクトが多いような気がする。

と思った。なんか出てくる女優さん達が(一部男性陣も)なんとなく昔のスタンリー・キューブリックのシャイニングとかみてたらシェリル・デュバルとか、あとは時計じかけのオレンジにでてくる女優ぽいヘアスタイルとかメイクぽいなあ〜とか思ってんだけど、これって冷静に考えれば、エックスとかパールのイメージが強いからなのかなぁ。

ニコラス・ケイジの奥さんとか娘とかも90年代とか00年代ぽくはなくて、どっちかというと70年代風なんだよなあ。これって音楽とかイラストとかに来てる70年代リバイバルが投影されてるのか?

まとめ:なんもしてないのに非難されまくりで、こいつ可哀想だし昔から植毛だと思ってたニコラス・ケイジだけどハゲ似合うから頑張れ!!

映画の感想 関心領域(アマゾンプライム視聴)

無関心を装う社会はもうやめよう。

舞台は第二次世界大戦中のドイツ、悪名高いアウシュビッツ収容所の真隣にたつドイツ軍人幹部の家だ。主人公は収容所の責任者。彼と彼の家族の日常を淡々と映しつつ、時にユダヤ人の怨嗟が通奏低音として鳴り響くような異常な日常を断片的に映しながら映画は進む。

人間の無関心度には限度がある。

映画の内容は上記の感じで進むのだが、映画の最後、転勤したアドルフが再度、家族がいるアウシュビッツに戻れるという流れになる。そして妻に電話をして「パーティしてる同胞をガスで殺すにはこの部屋は天井が高い」などと、パーティの雰囲気とはまったく関係ない残忍なことを考えていたと妻に打ち明ける。

しかし、このアドルフ、階段を下に下に降りているのだが(これはなんとなく地獄に降りていくメタファー(暗喩)に見えた)急に立ち止まって、嘔吐するのだ。カメラは彼に寄って吐くシーンなどを映すわけではないのだが、確かに嘔吐している。これを見たときに、健康診断のシーンが思い浮かび、健康状態からの病気のシーンなのか?と思った、しかし医者が下腹部を押すシーンでも「痛い!」など病気を思わせるシーンは無かった。

これは、ネットの考察をみていて、他者様のブログ記事でみてなるほどと思ったのだが、アドルフは無関心を装っていても、転勤したことにより、アウシュビッツを離れることによって身体で感じていた異常性による身体のと心の拒否反応が蘇ったという考察だった。

これを見たときはなるほどな、と思った。

人間の無関心度には限度があるのだ。いくら無関心を装っていても、心底の冷徹な悪魔には人はなれないのだと思った。

まとめ:戦争は人を変えてしまう。自分を守るために他人を殺すことに大小あれど躊躇なくなってしまう。戦争を起こす人間を選ばないように市民が政治に関心を示すべきだ。

映画の感想 Broken Rage(アマゾンプライム視聴)

TAKESHIS’入ってたよね

ビートたけし名義でキャストされてるから、ギャグだったりスラプスティックなんだろうけど、並行世界的な解釈いれてるよね。

暴力が描かれてた。

相変わらずアウトレイジのような無敵な北野武が映画で描かれてた。映画の中の北野武は無敵だから小突くようなパンチでも敵のチンピラは血反吐を吐いて死んでしまう。

2周目はギャグ、3周目は…?

これ多次元世界なんだろうか、タケシズのようなこれも、北野武の得意とする数学的解釈?3-4×10月みたいに終わりと始めはつながってるかのように、主人公の別の世界の可能性を描いていた気がする。ギャグが滑ってるとか言われてるけど面白かった。たけちゃん好きなんで。

まとめ:アマプラ入ってて、北野映画好きならみても損はない。短いしね。錦鯉のあいつもでてたし。

映画の感想 キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(アマゾンプライム視聴)

これは胸糞わるいきもちになった。差別主義反対!

アメリカのニューヨーク州、ホワイトプレインズという地域で実際に起こった事件。

不運な事象がおおく積み重なった出来事だった。

  • 高齢者
  • その高齢者はPTSDをわずらっている
  • たまたまボタンがおされて、警備会社に通信がいってしまった
  • かけつけた警察に頭がおかしい警官がいたこと
  • 黒人がおおく住むアパートでそういう目で見られていた
  • かけつけた親族がいたのに取り合ってくれなかった
  • 話がわかる警官がひとりいたのに、新人のためベテラン警官に無視されていた
  • 高齢者の黒人がすこしでも理解してドアをあけていれば

などなど、あげへつらえば割とキリがないくらいに「こうすれば最悪の事態にならずにすんだ」という項目がでてくる。でもこの統失ぎみな高齢者を一人で住まわせていた親族もダメだったよね。こんな人を一人暮らしさせるもんじゃないわ。

結果、アタオカ警官により射殺されてしまう。

もうラストの展開はめちゃくちゃ。ドタバタ劇のようにたたみかけて、スローモーションぎみに黒人高齢者の部屋に突撃する警察たち。しかも頭に血が上っていたアタオカ警官が勢いで銃を抜いて発射。黒人高齢者は死んでしまった。

まとめ:この世の理不尽ともいうべき悲しい出来事を映画にしたモーガンフリーマンに拍手。この人も結構なお年だし、黒人だし許せなかったんだろうね。

映画の感想 スリープ(WOWOW視聴)

病気なのか演技なのかオカルトなのか。

この映画は初め、見ていてあまりグイグイくるもの無かったんだけど見ていたらなかなかグイグイ来たぞ!

旦那が俳優という職業

この映画、新婚夫婦に起きた悲劇だったのだが、それがラストを迎えてもはっきりしないまま終わってしまう。つまり視聴する人間に投げっぱで真実は伏せられる仕掛けなのだ。

旦那の仕事は俳優。だから彼は演技に関しては普通の人よりはできる人間なのだ。だから奥さんは彼に起きた症状が最終的になんなのかわからず終わってしまう。

ポメラニアンが主人公?!

映画のなかで1章〜3章まで区切られてお話が進むのだが、ペットの犬が大変な目にあってしまう。主人公の奥さんにとってはとても大切な存在だったのだ。しかも隣人が飼う犬が後半に出るのだが、そのペットも重要な意味を持つ。

映画としては韓国映画のコクソンに似てるかもと思った。重要なポイントがあってそこは見ている側の人間に委ねられるからだ。そのへんがこの映画の肝で、うまくサスペンスミステリーになってるなとおもった。

まとめ:オカルトってこういう風に使うと映画を2択方式で視聴者に投げかけられる装置で便利だなと思った。

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