映画の感想 スマイル2(WOWOW視聴)

なんか不思議な映画だよね。考察しがいありそう。

前作も視聴していたはずなのに、私も妻もまったく内容を覚えていなかった。そんな映画。

だけど、まあ、お話としては怪異が発生して、その怪異に取り殺されてしまう主人公の悲劇を描いたホラー作品と言っていいでしょう。

主人公は交通事故による精神的と肉体的なトラウマに侵されているカリスマシンガー。

なんだけど、ドラッグの常用により、精神的にも参っているようなぐあい。なので、映画は終始、病気による幻覚なのか、怪異による幻覚なのかと見ている人間は翻弄されることになる。

なぜ、スマイルなのか。

ここがこの映画の肝なんだろうけど、ようするに映画:リングのような、呪いであり、同じく映画:イット・フォローズのように、じわじわと死がとりつかれたものに近づいてくる恐怖を描いている。しかし、映画の中盤で、同じくこの現象によって兄弟を失った男と連絡をとり、対処法が判明することになる。しかし、、、というのがクライマックスに描かれている。

そして、なぜ笑顔になって死ぬのかなのだが、やはり笑顔というのは動物の中では敵意を表していると言われていて、必ずしもポジティブとは限らない表情だからなのか?たとえばニホンザルに向かって歯をみせて笑ってはいけないなど、それは威嚇の表情にもなるらしい。恐怖に対しての絶叫などの表情はホラー映画につきものだが、あえて、そこを笑顔にすることによって、不気味さが視ている人間に伝播するのだろう。もはや、体内からでてくる肉の化け物は悪魔だろうが、なんだろうが良いのだ。ホラー映画にとって重要なのは、何が不気味で何が怖さとして、視聴しているものに提供できるのが、重要なのだからだ。

まとめ:どこまでが幻覚かわからないけど、あのERの男も幻覚だったのかも。それか熱心なファンで、シンガーを冷凍人形にして自分のものにしたかっただけなのかも。

映画の感想 マキシーン(アマゾンプライム視聴)

ミア・ゴスのプロモーション映画っぽく、あっさり感で終わった!

前作、前々作がホラー映画と、その他のインパクトとしてこの作品の良さがあったのだけれど、本作はタイトルで記した通りに、言っちゃあ悪いけど、薄味な感じで映画は終わった。

思ったとおりのラスボスだった。

主人公がグレた女の子とか、不良の少女だとだいたい父親がでてくる展開なんだけれど、今作もラスボスは親父だった。ポルノを追放しようとして、悪魔崇拝に傾倒してしまった人間と変化していた。

この三部作、パールが一番良かったかな。

なんといっても、あのニッコニコの笑顔で奇妙なダンスを踊るシーンと、戦地から帰国した、旦那が爆破するシーンが面白かった。うーん、それらから見たら本作はインパクトに欠けるかなあと感じました。

まとめ:総合すると、斜陽産業だったポルノ映画界からスターになったマキシーンを描くいい映画だったのかもしれない。

映画の感想 黒い家(WOWOW視聴)

心の無い人間=爬虫類人間なのか?

言わずとしれた邦画サイコホラー最高傑作だと思う映画のレビュー。昔から何度もみているから、このブログで検索して今回みた感想を付け足そうとしたのだけど、なかった。ですので、はじめてのレビューです。

実は最近、アマゾン・キンドルで小説を買って読み始めたのだけれど、映画と違ってテンポよくよめない、というかそれは俺の資質の問題であって、原作小説が劣っているわけではない。

大竹しのぶだからできた映画だといってもいい。

大竹しのぶが吠える?叫ぶようなシーンがあるのだけれど、レム睡眠で体は寝ているのに頭は起きているという時に、金縛りにあう経験が昔あったのだけれど、その時に自分で叫んで夢から覚めようとしているけど、起きられないor起きることができる。という体験がある。その時に、体の芯から叫んで、そのあと身震いするような感じになる。そんなときのおっかない叫びがこの映画の大竹しのぶの叫びに似ている。

西村雅彦も良い。ロボットというか、無機質な人間を演じている。

だけど、主人公の俳優さんには脱帽した。このくらい見ていてイライラする演技ができるってことは、やっぱりデキる人なんだろうなあ。と思った。しぶきたてすぎ。

まとめ:もうこんなサイコホラー、邦画では出てこないんだろうな。と思った。

映画の感想 オッペンハイマー(アマゾンプライム視聴)

天才化学者を題材にした映画で天才映画監督が撮ったから凡人には???かも。

まあ、わかりやすいか分かりづらいかって言うたら、分かりづらいかもね。ていうのも、時系列が入ったり来たりするし、あとで他所様の考察サイトでみてわかったけど、オッペンハイマー側とあのハゲジジイ側の裁判を行ったり来たりしていたらしい。

カラーがオッペンハイマーでモノクロがジジイ。このジジイを演じているのはなんと、ロバート・ダウニー・Jrだったとは。てな感じで、原爆を造った一人の人間のあれやこれやを、ダークナイトとかテネットを撮影した、クリストファー・ノーラン氏が撮っていたというので、これは面白くないわけない。確かに面白かった。なので見てない人はぜひ見てみよう。

まとめ:天才だから、直感力が半端なかったんだろうな。いろいろみたくないものも見えてたんだろう。そうとう辛かったんだろうということがわかった。天才の苦悩ってやつなのかも。

映画の感想 友だちのうちはどこ?(アマゾンプライム視聴)

※YouTubeチャンネルは埋め込みできませんでしたので割愛。

いい映画!みたほうが良し!

1987年公開で日本公開は1993年だったらしい。

物語の時代も1987年と、日本はバブル景気でウハウハだったろう時代で、まあ今ほどインターネットは発達してなくても、パソコン通信とか携帯電話もでっかい携帯電話で通信していた日本だった時代、イランの田舎ではパソコン通信などなかった!!

主人公は善良な子ども。そんな坊やの隣の席の子どもが、不出来で退学寸前に追い込まれる。そんなときに、主人公の(名前忘れたから仮で杉田玄白とする。)杉田玄白が、頑張って電話もないから、足をつかって隣村まで走っては戻ってはを繰り返して、友人を救うお話。

結局、起点を利かせて(ネタバレ)、友だちの分まで宿題をやってあげたことにより、退学は免れた。ラスト、友だちのノートには押し花が添えてあって、なんとも素敵な爽やかな終わり方で膜を閉じた。詳しくは、アマプラへGO!!

まとめ:8才のこどもの知能ってあんなもんよ。俺も覚えあるもん。

補足:子どもの知能について

以下:体験談

俺は小学校1年の冬、友達(そこまで仲良くない)の団地の前の空き地で遊んでいた。

冬の札幌だったので、晴れていたが、雪は積もっていた。そしてその空き地はちょっとした山のような感じで雪が堆積していた。俺は遊んでいたのだが、堆積していた山に足が埋まってしまった。友達を呼んだが、彼は帰ってしまった。子どもの頭なので、彼にお湯を持ってきてほしかったのだ。お湯をかけて雪を溶かしてほしかったのだ。その後、雪にはまったので身動きが取れない。周囲を見渡してみると、サングラスをかけた大人が除雪の機械を動かしていた。大人に声をかけることが子どもの俺にはできなかった。

その後、なんとか雪山から出られたのだ。しかし、埋まっていた足の片足の長靴は雪の中に残ってしまった。片足長靴と片足、靴下の状態で俺は10分くらい歩くと自宅だったので帰った。

そして、母を連れてきて、長靴をとってもらったのだ。ありがとう、お母さん。

ていうお話。子どもの知恵では、お湯で雪を溶かそうとか、大人はいるけど声をかけられないとか、助かる選択肢があるのに、なかなかその択をえらべないのよね。だから、この映画の主人公の坊やの気持ちもわかるよねって思った。

アニメの感想 妄想代理人(WOWOW視聴)

うーんわからん!!

全部で12回放送。だいたい見た。感想としては、ラストがよくわからない。

あのセンター分けの刑事はラストで何を悟ったの?

でもなんかこう90年代の流行りから、ちょっと上をいった感じ(90年代は鬱。エヴァンゲリオンの雰囲気だらけになった。)で、さらにメタ的な回も(アニメーターのあれこれ)もあって楽しかった。

刑事役の飯塚昭三さんの声は好きだね。

まとめ:うーんわからん!!オープニングはそれ系の教祖:平沢進氏

映画の感想 バーン・クルア 凶愛の家(WOWOW視聴)

タイの映画も最近はすごいらしいね。

といっても他はまったく知らないんだけどね。呪詛は台湾だし、女神の継承は合作?

というわけで、物件を貸して不労所得を得ようとしたところから大間違いが始まった。

主人公はこすい女。こいつが悪い。たぶん。金儲けに走ったせいで、自分の娘を失うことになる!お~っと!ネタバレ。ここから先は映画をみてみてください!!

まとめ:旦那の回想が長い!!回想シーンで物語を説明しようとするフィクションはだめ!!回想シーンは2コマ以内で終われ!!最近のアニメや映画は回想で説明しようとして喝!!

映画の感想 悪い夏(アマゾンプライム視聴)

クズとワルしか出てこないって、そういう事か。だからシングルマザー母子は途中で消えたのね。

いや、この映画、ラストのドリフ風っていうか。そのへんを大見出しに書こうとしたんだけど、このユーチューブ予告のサムネに↑のようにキャプションがあったから、それを書いたんだけど、これ確かにそういうことなのねって関心したのね。

だから、ラストに出てこなかった母子はこの映画の添え物っていう感じで出たのね。メインとしてクズとワルが出てきて、でも実際にリアル世の中ではこの母子のような実際にその日に食う物ものもなくて苦しんで、本当に福祉を受給するべきのような人が蔑ろ(ないがしろ)にされている現実がある、ということを書かないと、この映画が本当のクズだらけのどつきあいになって終わるだけの映画に終始してしまうから。

俺は、男優には詳しくないから主役の男性が知らないんだけど、河合優実が前に視聴した「ナミビアの砂漠」以来で見られたから良かったと思ったよ。

まとめ:ラストの全員登場して、どうしようもないどつきあいの末、主人公は愛した女性と一緒に生活できることができたようで、ハッピーエンドで終わって良かった。しかし、あのメガネ女子が、真面目な映画だったら問題を解決する糸口を提示するようなキャラクターだったのだろうけど、彼女もクズだったようで安心しました。

映画の感想 ラストサマー(I KNOW WHAT YOU DID LAST SUMMER)(アマゾンプライム視聴)

これはホラーだけど、ただの青春映画として見るべき。

というのも、他者様のブログでみつけたけど「この4人には華がある」んですよ。キュートさっていうか、だから、はっきり言ってお話の内容なんてどうでもいいってゆうか。

結局、轢いた人物は冒頭の失恋男を殺した男だったわけで。なんつうんだろ、この作品、稀有な作品であって、俺はもう大好きなんだよね。スクリームよりこっち。

アン・ヘッシュ(すでに他界)もいい感じの不気味さを演出して出てきたし、はっきりいって真犯人の薄さと言ったら、うっすい減塩味噌汁をさらにお湯で割ったような薄さ。おまえだれだよ!ってツッコミいれたくなる感じ。

まあ、そんなわけで、奇跡の年・1997年のこの作品は最近、ラストサマー4としてアメリカで近日復活するらしい。というので見ていない人はラストサマー、ぜひ見よう。

まとめ:ちょいちょいジェニファー・ラブ・ヒューイットのオッパイが寄りになるけど、まあホラーだからね、仕方ない。おっぱい。

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