映画の感想 首(ネットフリックス視聴)

これは北野武バイオレンス映画の最高峰だあ!!

この世の悲劇は何故、悲劇なのか?それは簡単に言うと、視点をマクロ撮影でみているからなのだ。
ウサギがライオンにガブリと食べられるシーンを高解像度カメラで、しかもスローモーションなど使った映像を見たとしましょう。そうしたら、多くの日本人は「かわいそう!」などと言うでしょう。
しかし、これが超望遠で撮影したものをみたらどうなるか?かわいそう!という声はでると思うけど、マクロ映像より、リアリティは薄くなると思うのだ。

もっと極端な話をすると、ある惑星があって、それをフリーザ様がドカーン!と破壊したとしよう。そうしたら、特に感慨深い気持ちにならないのかもしれない。でもその惑星には、かわいいウサギもいるし、人間、大人、こども、赤ちゃんもいるはずなのだ。
何が言いたいかというと、悲劇と喜劇は距離感の違いで、受け取る感情に大きな違いがでてくるということです。

首なんてどうでもいいんだよ!バカヤロー!!

もう、ソナチネとか3-4x=10月のバイオレンスなんて消し飛ぶ勢いで人々の首がバッサンバッサン切られていく、もちろん数少ないけど女・こどもの首も映画冒頭でぶった切られる。
でも、そのくらいのインパクトがあった方が、史実に対して私は興味が持てた。
だから、むしろ、北野監督が大河ドラマを規制無しで撮ってくれたら私は見ると思う。

でも、そのくらい人類の歴史は映画以上に残酷で、汚いものだったんだろうと思った。
映画はとても面白かった。本当にバイオレンスとギャグが混然一体となっていて、次はどんな残虐シーンが出てくるのだろう?という気持ちで視聴していた。面白かった。

まとめ:実際に日本刀で首を切断しようと思ったら、訓練と技術が技術が必要だったらしい。でもフィクションだし、血のりの量が多かったから良かった。話変わるけど、洋画のテリファーで戦国時代にアートクラウンがタイムスリップした映画を期待しています。そういうのが見たい!!バカヤロー!!できるわけねーだろ!!(by北野武)

映画の感想 教祖誕生(WOWOW視聴)

予告

北野武の小説を映画化!霊感商法の実態をポップに描く。

あの、これとっても好きな映画なのよね。
わりと昔、テレビ放送してたときも録画してみたりしてたの。
今回、彼女がWOWOWで録画してくれてたので見たのね。

霊感商法なので基本サギなのね。

まあ、みててわかるけど、基本的に詐欺商売なのね。これ。
新興宗教を否定するわけではないけど、日本で昔あった某団体のテロ事件もあったけど、
たぶん4大宗教(仏教、キリスト教、ヒンズー教、イスラム教)よりは、白い目でみられるのよねおそらく。

だけど、宗教の自由というのもあるのでそれは好き好き。でもやっぱり映画で見られたように
立てないおばあさんが、ホームレス爺さんの手かざしで立てたようにみせたりするのも霊感商法。だましてるわけだからね。知らない人を。

だからさ、厳密にいったら予言とか言っちゃってなんも知らない人たちを不安にさせちゃうのも霊感商法に抵触しているような気がするね個人的に。だって理論的な裏なんてないわけだから。某番組の信じるのも信じないのもどうたら、っていうのも個人的に嫌い。あんな二択でせめるのなんてどういう事って感じ。

まとめ:まあなんだかんだ書いたけど、皆さん切磋琢磨しましょうね!!

映画の感想 戦場のメリークリスマス(原題:Merry Christmas Mr.Lawrence)(WOWOW視聴)

YouTube予告動画

有名な映画だが、はじめて視た。デビッドボウイは死んで終わった。

大島渚監督、出演がデビッド・ボウイ、坂本龍一、北野武という有名な俳優が出演した映画。
有名な映画だけどはじめてみました。

勝手な思い込み:上のサムネが感動のラストシーンだと思ってた。

太平洋戦争の時代背景。青い空の南国の戦地での旧日本軍の兵士と欧米列強の兵士が抱き合って終わるものだと勝手に思い込んでた。実際はちがった。なんとデビッドボウイはフォアグラを作る工程のような姿で死んでしまうのだ。
坂本龍一もコントのようなアイラインをひいて登場する。しかも結構なホモシーンが連発。思わず、【大島渚 ホモ】などと検索してしまった。
あと題名にもなっているローレンスという白人の捕虜もよく知らない俳優さんだった。有名なのかもしれんが私は知らなかった。妄想でもしも邦画でリメイクするなら、ウッチャンナンチャンの内村氏が適役だと思った。

そうこう妄想しながら視聴していたら、北野武が笑顔で「メリークリスマス!」とドアップで発言するシーンで映画は終わった。62点。

まあでも坂本龍一氏の綺麗なピアノと、北野武氏の「バカヤロー!」があったから記憶に残る映画になったのかな。デビッドボウイ氏はジョルノジョバーナっぽかった。

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