食べ過ぎたデブの末路
ダイエットが目的で親戚の家に行った主人公女。しかし待っていたのは田舎に行ったら襲われた系ホラーだった。
時系列が表示されてとても見やすい
この映画のいいところは、月曜日から日曜日までの時系列順にお話が進むところ。そこは逐一、月曜日、火曜日…と最後の3日間のイースターをクライマックスとして、提示される。これは昨今の時系列が無茶苦茶でミスリードを狙う芸当をしかける映画に比べたらとても見易くて好感が持てた。
ネタバレするけど、フィリップは食われます。
このダイエットを先導する料理研究家の叔母さんは有能とみせかけて、かなりオカルトに毒されてしまった悪魔信仰者だったのだ。映画を見ていたら主人公デブ子がみつける秘密のレシピに、ルーン文字で表記された怪しい図表や昔のカニバリズムを題材にした絵画のコピーが見つかる。デブ子よもうここで逃げるべきだぞ。
結局、フィリップとデブ子で逃げる計画をしたのだが、デブ子は豚足、フィリップに出し抜かれて6時出発なのに8時に起きて逃げられなくなってしまう。そうこうしてたら、納屋でフィリップの死体発見。もはや自分の胃の中にフィリップの肉は納まってしまいました。
クソ野郎!と義父の腹をミニナイフで刺して逃げるのだが、ライフルで腕を撃たれてしまう。キチガイ叔母さんに追いつかれたが、ガソリンをぶっかけてギリギリのところで勝利。生存するのだった。