映画の感想 ミッシング・チャイルド・ビデオテープ(アマゾンプライム視聴)

ほぼ映画のリングを踏襲しているような作り。そう感じた。

キーアイテムはビデオテープ。ここはリングとも合致している。登場キャラクターたち。
失踪者の兄=主人公=リングの浅川(弟=息子の陽一)。もう一人の主人公=リングの高山。(第六感が強い点、酷似、ラストでビデオに殺される、ここも酷似)。記者の女=高野舞。(天野=高山と繋がりあり。続編をつくるなら生還している記者の女を主人公にしてもいい)。宿屋の息子=山村敬。(ラストで山に殺されて死亡=リング2で貞子に殺されて死亡。酷似)

山の怪異=ジョジョの奇妙な冒険のスタンド、第7部のシビル・ウォーと酷似

山に捨てたものは二度と戻ってこない。この辺の捨てたものがきっかけで不利益を被ってしまう点は、アクセル・ROのスタンド能力に似ている。こっちは捨てたものからの攻撃を受けてしまう。はじめは姥捨山の呪いのようなものが敵だと思ったけど、もっと凶悪な能力だった。

まとめ:まあ↑のリングとの酷似点はほぼ、こじつけなんで気にしないでほしい。ただ、この映画はとても興味深く、ずっと髪の毛の長い、白目の女を恐怖の対象としてきたジャパニーズホラーに光明を切り開いた傑作だと言っていいと思う。面白かったです。(なんとなく黒沢清ぽい幽霊の描き方だったので良かったと思う、そのへんも。)

PS:同じアマプラで見られる【第二回ホラー映画大賞】にこの映画のプロトタイプ版がノミネートされているので、そっちを見てから見たほうがいいかも。

映画の感想 THE SIN(罪)(WOWOW視聴)

これものすごく期待していた映画だっただけに…89点!!

なんとなく、予告みた瞬間に呪術とか儀式がお話のメインになるような、結構壮大なコクソン的な考えさせられるようなお話だと思ったんですよ。そうしたら、まあ、割とある復讐譚だったという。そういう映画でした。いや面白かったです。

見たことないんだけど、オーメンみたいな感じ?

オーメンはダミアンという子どもが結構な悪魔なキャラクターで有名なんだろうけど、実は私は見ていないのですが、お話的に、そういった主人公が悪の存在という映画ありますよね。あれと同じだと思ってください。そう、主役のボーイッシュな女性が最悪な邪悪な存在なのです。

ホラー映画、リングの伊熊平八郎の気持ち。

リングには山村貞子の義理の父、伊熊博士がいて、映画版では彼が貞子を井戸に突き落とします。ちなみに原作では、伊豆のサナトリウムの医者、長尾医師(たしか)が貞子を強姦して井戸に落とします余談。そんな感じで主役の悪魔・シヨンを自動車事故で道連れにしようとして失敗したのは、彼女の母親でした。シヨンの周りには不可解な死が多すぎたのです、そりゃあ実の母親は気づくよな。

念じるだけで、人が殺せる超チートキャラクター・シヨン

しかも、変身能力もあるという、はっきり言って最強キャラクター。祈祷師の女性が必死こいて唱えた法力もシヨンの前では焼け石に水でした。そんなワケで祈祷師はあっさり処刑されてしまうのです。

続編あるか?

なんか続編を匂わせるような終わり方でした。異教徒のキリスト教とタッグになって、処刑された祈祷師の母親軍団でシヨンと闘うのか?

まとめ:続編ないな。だってあっさり負けて、30分くらいの映画になりそうだぞ?でもホラー映画ファンなら見て正解。

映画の感想 デスチューバー(アマゾンプライム視聴)

いかにもありそうな感じの映画だった!!おっぱいボロン!

ヘイヘイヘイ!!おっぱいだオッパイ!オッパイボロン!!それが見られるぞ!!

あっさりハッキングされるアホ高校生たち。

映画の流れ的に仕方ないんだけど、犯人の標的になる、フシダラなティーンたちは、ワル男どもが、女性メンバーを使ってスケベ映像の配信をしている。これで、投げ銭を得ることによって、お小遣い稼ぎをしてるワケ。だけど、犯人はそうとうなイカレおっさんなんで、最先端なドローンをつかったりして、彼らの所持しているデバイスを難なくハッキングしてしまっていた。

そうなれば、個人情報なんて無いようなもの。自分たちのビデオブログも、筒抜け。こうして、エロ・アンド・スプラッタな映画は若者たちを大義名分で残虐しまくる、スナッフ映像のような感じで進んでいく。

最後のほう、ちょっと寝てしまった!だけど、主人公の微妙に真面目な女子も人生BANされてしまった!

まあ、人生BANってのはようは、サツノガイされちゃうわけなんだけど、この犯人、いわゆるこれ系の映画では、ステレオタイプすぎる犯人で、デヴィット・フィンチャーのセブン:ジョン・ドーを丸トレースしたかのようなヤツで、お得意の聖書を取り出して、神はこう申しておられる~!!とか言いながら、エツにひたって女子高生にナイフ刺しちゃう変態野郎。だけど、結局BANされちゃうガキどもも、悪人なんだよね。まあ、だからしょうがないね!!

まとめ:その昔、13日の金曜日で湖のほとりでセックスしまくってた、ふしだらな若者たちは、淫売な行為にふけったバツとしてジェイソンにやられちゃうんだけど、30年以上たってるけど、結局こういうストーリーって王道なんだなあと思うね。もちろん、ホラー映画の王道ね。

映画の感想 サユリ(WOWOW視聴)

ババアが覚醒してから本編。漫画太郎さんのファンも満足。ババアづくし!!

これはね、あれだよ。世にいう、漫画クラッシャー映画ですよ。原作が漫画で映画化するものを漫画クラッシャーと、昔伊集院光氏が言っていた。

この主役の少年に既視感を覚えるんだよね。あんた、木曜怪奇クラブにでてた?

ていうくらい、タッキーと共演してた?感がある顔してるよね。ジャニーズの若い軍団。いたよね、ジャニーズのさらに少年の軍団。いまでいうところのジャニー喜多川氏に食われてしまった人身御供。あ、ジャニー氏の墓は破壊してさしあげて。

ちょっと、ホラー映画としてあまりにも漫画的すぎて、ティーンエイジャー向けかもと思った。

俺みたいに、おっさんがホラーみたかったら、パミョとかコクソンとか、エイリアンロムレスみてろよ、ボケナスって言われるかもしんない。そういうくらいの、若者向けの映画だった。

まとめ:なんたっけ、元気溌剌、オマーン国際空港でのLCC空港での痴漢行為は禁止せよ!とかいうセリフが幽霊に効くんだよ!みんなも、あした学校で叫ぼう!アナル全開性病で小学校が閉校!

映画の感想 破墓/パミョ(アマゾンプライム視聴)

面白かった!4人ともキャラが立ってる!

久し振りに韓国映画で良作を見られました。その名もパミョ。

日本でも流行ったドクターコパ氏でおなじみの風水

よい土地に墓を作って、死者を埋葬すれば、残された子孫も良い土地の影響を受けるという考え方らしい。なので、墓を建立する土地が風水的に悪ければ、子孫にも悪影響がでてくる。そういう考えを前提として、この映画はストーリーが進みます。

4人グループの精神的リーダーのジジイが良い味だしてる。

4人グループが主人公、ジジイ(土地担当)、メガネ(葬儀担当)、シャーマン女(陰陽師担当)、イケメン(陰陽師サポート担当)のメンバー。全員が高額な報酬で仕事を請け負う。アメリカに住む富豪からの依頼を請け負うが、相当やばい案件だった。

章仕立てになっていて、区切りがはっきりしていて見やすい。

ストーリーは一章終わるごとに、画面に2章、なんちゃらって感じで副題がでてくる。これはとても見やすかった。

起承転結の転、日本の妖怪(韓国の精霊)がラスボスとしてでてくる。

これが、俺的にとても良かった。富豪の先祖、祖父の棺を燃やして、一件落着と思いきや、さらにヤバイ棺が、墓にあったという。これは、ジョジョのディオの棺のように、おどろおどろしかった。しかも普通はカンオケは横になって埋まっているのに、縦で土に埋まっていた。そして有刺鉄線でギチギチに封印されていた。もう、絶対あけちゃダメな奴じゃん。これ。

封印されていたのは、戦国時代の武将の怨霊だった!!

これはまずいことになった、とジジイは墓がある地域の寺に助けを求めに行くが、結局寺の坊さんも戦国武将怨霊に肝臓を抜かれて死亡。絶体絶命だったが、シャーマン女の祖母(スタンド)がシャーマン女を助けてくれて一命をとりとめた。結局、なんやかんやで、ハッピーエンドで終わるのであった。

まとめ:俺はあの葬儀屋のメガネがいたお陰で、この映画のホラー度合いが薄まったと思っている。メガネ!いい仕事したな!クッパでも食えよ!

映画の感想 ファミリー・ディナー(アマゾンプライム視聴)

食べ過ぎたデブの末路

ダイエットが目的で親戚の家に行った主人公女。しかし待っていたのは田舎に行ったら襲われた系ホラーだった。

時系列が表示されてとても見やすい

この映画のいいところは、月曜日から日曜日までの時系列順にお話が進むところ。そこは逐一、月曜日、火曜日…と最後の3日間のイースターをクライマックスとして、提示される。これは昨今の時系列が無茶苦茶でミスリードを狙う芸当をしかける映画に比べたらとても見易くて好感が持てた。

ネタバレするけど、フィリップは食われます。

このダイエットを先導する料理研究家の叔母さんは有能とみせかけて、かなりオカルトに毒されてしまった悪魔信仰者だったのだ。映画を見ていたら主人公デブ子がみつける秘密のレシピに、ルーン文字で表記された怪しい図表や昔のカニバリズムを題材にした絵画のコピーが見つかる。デブ子よもうここで逃げるべきだぞ。

結局、フィリップとデブ子で逃げる計画をしたのだが、デブ子は豚足、フィリップに出し抜かれて6時出発なのに8時に起きて逃げられなくなってしまう。そうこうしてたら、納屋でフィリップの死体発見。もはや自分の胃の中にフィリップの肉は納まってしまいました。

クソ野郎!と義父の腹をミニナイフで刺して逃げるのだが、ライフルで腕を撃たれてしまう。キチガイ叔母さんに追いつかれたが、ガソリンをぶっかけてギリギリのところで勝利。生存するのだった。

まとめ:でも結局痩せられなかったからデブのまま家にかえるデブ子であった。あわれ。

映画の感想 胸騒ぎ(WOWOW視聴)

現代社会の病理を描いているが、食うものと食われるもの、原始の時代から変わらない恐怖がそこにはあった。

利発な娘をこどもにもつ、デンマーク人の夫婦が主人公の映画。
旅行先で出会ったオランダ人の夫婦と意気投合して、彼らからの自宅への招待をうけたのだが…。

まさにジワジワくる映画だった。

この夫婦のダンナがとにかく、流されやすい。というか、優柔不断でどっちつかず。対する奥さんは、テキパキとしていて、わかりやすい夫婦。嫌なことがあれば奥さんはNo!というのに対して、旦那のほうは良くも悪くもなんにでもOKで、よく言えば寛容、悪く言えば主体性が無い。こんな一家がであったオランダ人の夫婦はなんと!人食い一族だった!!

それは比喩だけど、ようするにまともな人間じゃなかったのね。

人食い一族、ソニー・ビーン。昔のヨーロッパに実在したという、旅行者を殺して、血肉をたべて生活をしていた、恐ろしい一族。彼らを彷彿とさせるような、そんな夫婦がこのオランダ人夫婦だった。ネタバレだが、おそらく夫婦を装っているのだろう。男が恐怖でしばりつけているような気がする。

この人食い夫婦。旅行を装ってターゲットを物色していたのだ。そこそこ金がありそうで、子どももいて車もある。そんな感じの一家を捕食する、肉食獣だ。おぞましいことに、子どもの舌を抜いて、言葉を奪うのだ。冒頭から登場する、男の子も先天性でうまれつき舌が無いというのだが、彼もおそらく捕食した一家の子どもなのだ。最終的に彼も溺死させられて殺されてしまう。

結局、優柔不断一家は捕食者によってあれよあれよと、娘も車もうばわれ、みぐるみはがされて採石場で殺されてしまうのだった。あわれ。逃げるチャンスはあったのに!!

まとめ:2024年にSPEAK NO DEVILという原題でアメリカ映画としてリメイクされているらしいぞ!オススメ!!

映画の感想 新REC/レック デッド・ビギニング(アマゾンプライム視聴) 

たしかに前作とテイスト違うけど、だからどうした??面白かった。

前作とちがうからとか抜かしてるマヌケは前作をビデオ屋で借りてからとびおりてろよマヌケ。

この世ならざるものを研究した、その姿勢は買う。

なぜならだれもがあきらめている領域だから、それは死の先。
そして悪魔、幽霊、宇宙人など異形のもの。それらを科学的に証明しよう、という試みをもった主人公たちが冒頭のチャプターにでてくる。

我々とは別の時間軸に存在している、だから肉眼では認識できない。

おおざっぱに説明すればそんな感じ。
ところでこの映画は全編、オムニバスで構成されている、それぞれ独立している。
共通している事柄といえば、一連の出来事を録画していたという事。たしかにRECだ。
ただ、幽霊、悪魔、宇宙人、怪物…そういった類の物が主題となっているのでゾンビはでてこない。けどいいのだ、面白ければ。こちとら面白くもない映画を見せられるより、どんな手法をとろうとも面白い映画を見せてくれれば問題無し。

ただ、面喰ったのは二つ目のチャプター。この引っ越してきた殺人者一家のお話だけは異形の物はでてこない。殺しが好きなやばい両親と娘がでっちあげた幽霊騒動で心霊調査班を惨殺するだけのお話だった。この話を制作者がいれる動機はなんだろうか。なにもかもがオバケのせいではない、もっともおそろしいのは人間だ、といいたいのだろうか?

まとめ:おもしろかった、満足できた。でも思ったのはこのそれぞれのチャプターが呪いの映像で、この作品自体が呪いのビデオだ、というようなオチかと思ったけど、そういうことでもなかった。

映画の感想 モルグ 死霊病棟(アマゾンプライム視聴)

もうカット割りの斬新さと意表をつくホラー演出でうんこ漏れたよ。

うんこ漏れるだろ!大人なんだから。

そのくらい怖かったよ。だいたい主人公の男が、最終的に地獄おちるんだけど、ひき逃げして知らんぷりって頭おかしいだろ!なんで出頭しない??バカなのか?

だいたいこいつの乗ってる車、北野武が昔とった【みんな~やってるか~】でダンカンが乗ってた、運転中に真っ二つに割れて走行できなくなるような、そのくらいの表現が似合うくらいのオンボロカーだ。そんなのに乗ってて、人ひくなよ!車検通らないよ!馬鹿か!俺はもう寝る!!

まとめ:お色気シーンあるよ。女の人のお尻だけど。まあ幽霊なんですけどね。

死霊のはらわた ライジング(ネットフリックス視聴)

ホラー映画の金字塔!のひとつ!傑作中の傑作!

もう説明は要らない!!だいたいこの予告のサムネでもう怖い!怖いイイ話!!

お前はザ・ミストのサマンサのママんじゃねーか!

なんだよねえ~~このタトゥーショップのオーナーのお顔みてくださいよ。もう、顔芸できちゃうような~なんつうか朝起きて目の前にいたらチンチン取れちゃう!!ていうお顔してますよねえ~~。

映画はまじめにホラーしてる。もう血みどろスプラッター!

まあ、俺は良い子ちゃんだからさあ、映画みててこいつはティーンだし死なないよなあ、とか、こいつはちょっと悪人側じゃないから死なないとか、あるじゃん。もう、死ぬのこの映画は!このママンの家族も犠牲になるけど、たくさん死んじゃう!娘も息子も死ぬ!そんでゾンビ化する。

たぶん聖書とかで悪魔の特技のひとつで死者をゾンビとしてよみがえらせるってこと、書いてんじゃないかな?

だって、韓国の映画であった、【コクソン】てあるじゃん。あれもマタイの福音書をテーマにしてるんだけど、ゾンビが途中ででてくんのよね。この映画も復活した悪魔が、人間の身体に侵入して殺し、そしてゾンビ化させんのよ。

こわいよね~そういうこと出来るのさ。

まとめ:うんこブリブリ!うんこブリブリ!俺のうんこを食ってゾンビ化しろ~!!俺はうんこ悪魔だー!!!

© 2025 みーちゃん日記~パチモン大魔界編~, All rights reserved.