映画の感想 H0us3(ハウス)(アマゾンプライム視聴)

出た!陰謀論を題材にした映画!!!

高学歴でITエンジニアを生業にしている、ヒゲ男の家に、大学時代の同級生が集まった!

そこから始まる、トンデモ陰謀論ストーリーが始まる!

出るわ出るわ!スノーデンだの、拡張現実だの、CIAだの!!

もう、陰謀論界隈の人が大好きなワードがポンポンでてくる映画でした。

まあ、私もその筋は好きなのですが、けっこう長尺の映画で途中、寝てしまいました。

しかし、パーティー主催者のヒゲがCIAをハッキングしたおかげで、彼らの未来はお先真っ暗!衛生から別荘はまるわかりで、焼け野原の未来を拡張現実アプリでみてしまった、ヒゲの奥さんは卒倒!他のパリピたちも純粋なのかなんなのか、自分たちはやばいダークウェブの真実を知ってしまったせいで、消される!と思ったのかどうか知らねーけど、映画冒頭のような仲の良さは消え失せて、映画は暗い終わり方を迎えるのでした!

まとめ:まあ、はっきり言ってちょっとあれだな、陰謀論オタクが作った映画っぽくて、ノンケの人たちにはポカーンな内容かもしれない!

映画の感想 デスチューバー(アマゾンプライム視聴)

いかにもありそうな感じの映画だった!!おっぱいボロン!

ヘイヘイヘイ!!おっぱいだオッパイ!オッパイボロン!!それが見られるぞ!!

あっさりハッキングされるアホ高校生たち。

映画の流れ的に仕方ないんだけど、犯人の標的になる、フシダラなティーンたちは、ワル男どもが、女性メンバーを使ってスケベ映像の配信をしている。これで、投げ銭を得ることによって、お小遣い稼ぎをしてるワケ。だけど、犯人はそうとうなイカレおっさんなんで、最先端なドローンをつかったりして、彼らの所持しているデバイスを難なくハッキングしてしまっていた。

そうなれば、個人情報なんて無いようなもの。自分たちのビデオブログも、筒抜け。こうして、エロ・アンド・スプラッタな映画は若者たちを大義名分で残虐しまくる、スナッフ映像のような感じで進んでいく。

最後のほう、ちょっと寝てしまった!だけど、主人公の微妙に真面目な女子も人生BANされてしまった!

まあ、人生BANってのはようは、サツノガイされちゃうわけなんだけど、この犯人、いわゆるこれ系の映画では、ステレオタイプすぎる犯人で、デヴィット・フィンチャーのセブン:ジョン・ドーを丸トレースしたかのようなヤツで、お得意の聖書を取り出して、神はこう申しておられる~!!とか言いながら、エツにひたって女子高生にナイフ刺しちゃう変態野郎。だけど、結局BANされちゃうガキどもも、悪人なんだよね。まあ、だからしょうがないね!!

まとめ:その昔、13日の金曜日で湖のほとりでセックスしまくってた、ふしだらな若者たちは、淫売な行為にふけったバツとしてジェイソンにやられちゃうんだけど、30年以上たってるけど、結局こういうストーリーって王道なんだなあと思うね。もちろん、ホラー映画の王道ね。

映画の感想 帝都物語(アマゾンプライム視聴)

帝都は俺が守る!!

はっきりいって、サクラ大戦の大元になったような作品。(勝手な妄想)
魔神加藤を演じているのは、怪優でお馴染みの嶋田久作。でも、可愛そうじゃない?この妖怪みたいなおっさんを演じて、話題になったからこの俳優さんがそういうイメージついちゃった。なか卯とかいったりする普通のおじさんだと思うけどね。

魔神加藤っていってるけど、意外と中背な見た目でそうでもない。

この映画のジャケットの印象がつよいんだろうけど、役者の嶋田久作がそんなに巨人じゃないから、引きで撮るとそうでもないんだよね。だけど、そこはウルトラセブンの実相寺昭雄監督。お得意の実装時アングルで観客の視線を煙に巻くワケ。

ま、でも加藤が昼間の市街地を、女の子をだいてダッシュしてるシーンなんて、割と小男が頑張って走ってる感じが出てたけどね。

原田美枝子とかもさ、いま見てみるとこれ、真宮寺さくらのイメージなんじゃないかと思って。

ていうか、けっこういろんなアニメのヒロインのイメージモデルになってんじゃないかと思って。あの、映画の天地無用 in LOVEで林原めぐみが演じたアチカだかアエカ?忘れたけど、あの映画のヒロインの見た目も、この原田美枝子ぽいわ。サクラ大戦の神崎すみれとか真宮寺さくらのモデルと言われても、あれそうね?って言っちゃうくらい、いわゆる戦うヒロイン的な感じが出てて、この映画が後々のアニメ作品に影響を及ぼしているなあと、しみじみ思いながら視聴していたわよ。

まとめ:なんか当時の様子をネットでみたら、嶋田久作の演技に実相寺昭雄がイライラしてたって書いてた。かわいそうじゃん、本人がんばってやってんのに。もうちょっと、寛大な気持ちで監督やってほしいわよ。
(ところどころオカマ言葉になっちゃてるけど、これ多分、YouTuberのオ【おろちんゆー】の影響よねえ、千円チャーシュー!!)

映画の感想 積木くずし(アマゾンプライム視聴)

主演の渡辺典子は、初期のモー娘。にいそうな顔でイイね。

こんな修羅の時代が日本にあったなんて今の令和キッズたちにはわからんだろうな。

それにしても、いしだあゆみが煙草スパスパでわらった。

なんか、最初から結構、渡辺典子が奔放な感じで学生生活送っていて、あまあまな親もあいまって、学校いかなくなったりするんだよね。そんでもって、伊豆の祖母の家にいって、そこで知り合ったチンピラでロストバージンするんだけど、それから、悪魔がとりついたように極悪愚連隊みたいな感じに変身する。ここからが本編。

そりゃビルも崩れるわ。

娘のあまりの変貌用にいしだあゆみと藤田まこともショックが隠せない。なんかその道のプロ(こどもの更生)の林隆三に助けを求めるんだけど、結局家庭の影響なんだよね。親父が俳優で外に女つくって、夫婦の不和を娘が見た結果、娘は不良になってしまった。まあ生まれつきの髪の毛の色も、学校生活での影響もあったのかもだけど。

結局、全盛期のアジャコングみたいな先輩集団にボコられることに。

北斗の拳みたいな感じの空地で、鉄パイプでぼっこぼこに親子ともどもされるんだけど、それで娘は極悪集団との縁は切れたみたい。まあ、この映画の上ではマイナス→プラスとして、一応ハッピーエンドでおわってよかった。

まとめ:一日に何箱消費するんだよ、いしだあゆみ。

映画の感想 ナミビアの砂漠(アマゾンプライム視聴)

これも良かったなあ。邦画も良いもんだな。

主人公の河合優実演じるカナは、脱毛サロンで勤務する、ちょっといっちゃってる女性でした。

なんだろう、まともじゃない感じよねって思ってたら本当にそういうキャラだった。

映画を見ていて、「このあとどうなるんだろう」って大概の人がそう思いながらストーリーをおってると思うのよね。したら、この主人公のカナは、まあ冒頭から移り気な性質なのよ。みていて。友人と話していても、他の客の会話がはいってきたり、ホストにいったと思いきや、自分は途中で帰ったり。あげく、彼氏を切って、他の男の元にいくんだけど、結局、その男とも喧嘩しだしたりで。そうしたら、まあ結局はちょっと、精神的に不安定なキャラクターだったという流れなのよね。

主題のナミビアの砂漠っていうのは結局のところどこにつながるんだろう?

途中、カナがスマホでみていた、ナミビア砂漠の定点映像なんだけど、この映画の主題なのよね。それで、ちょっとわからないんだけど、このナミビアの砂漠というのがどこらへんにかかっているタイトルなのかというところがわからん。

映画の最後に、移り気な主人公カナが新しい男すらも切って、もはや日本すらも切って(なんとなくファッションがアフリカ系にみえたから)ナミビアに移住して終わるのかとも思った。そしたら、主人公は実は解離性パーソナリティ障害らしく、幼少期にうけた性的虐待がその性格におおきく影響を与えていた、ということらしいんだけど。

ナミビアの砂漠の映像には、水源をもとめて、種をこえたおおくの動物が水を求めて集まるのだけれど、ようするにどういうことなんだろう?ってのが、この映画をみて俺の中に残った感想よね。まあ、これは暇な時にでもいろいろ探ってみようかな。

まとめ:なんかの本でみたけど、その人間の性質は3歳くらいまでで決まってしまうらしい。この映画のカナもそういう体験をしてしまったせいで人生に影響を受けていた。人生て残酷よね。

映画の感想 PERFECT DAYS(アマゾンプライム視聴)

面白かった。しかし万人受けではない。

主人公のヒラヤマは公共トイレの清掃を委託された会社に勤めている。
毎日のルーティンのような日々を過ごして、それらを大切にしている。というのは映像から見て取れた。

まず、前提として役所広司だから勤まっているとも言える。

これが、伊東四朗や真田広之、國村準や志村けん、ましてや本田博太郎なら別の映画になっていただろう。コント、サスペンス、スリラー、ホラーになっていた。そりゃ、それを言ったらおしまいなんだけど、役所広司だからドはまりした映画といっても過言ではない。

だけど、なんていうんだろう。役所広司で脇を固めているのが、三浦友和・石川さゆりなど、こう品のあるメンツ。仕事の相棒である柄本明の次男の役者さんですら、品がある。だからと言っては何だが、この映画にムカつくとか鼻もちならない。という感想を持った人はそのあたりも感にさわったのかもしれないなと思った。(考察ブログを探していて、ネガ感想もあったので。)

映画の監督が外国人だからなのかもしれない。

また、映画の監督がジムなんちゃらという、外国人監督だからヒラヤマのイメージをああいった感じにしたのかも。令和の現代と嚙み合わないあの暮らしぶり。フィルムカメラを使ったり、カセットテープを流したり、あの監督の理想像を投影させた結果、ヒラヤマの人物像になったのかも。

まとめ:ヒラヤマの姪の女の子がいるんだけど、ユーチューバーのアンドロイドのお姉さんにそっくりな顔していた。要チェック!

映画の感想 破墓/パミョ(アマゾンプライム視聴)

面白かった!4人ともキャラが立ってる!

久し振りに韓国映画で良作を見られました。その名もパミョ。

日本でも流行ったドクターコパ氏でおなじみの風水

よい土地に墓を作って、死者を埋葬すれば、残された子孫も良い土地の影響を受けるという考え方らしい。なので、墓を建立する土地が風水的に悪ければ、子孫にも悪影響がでてくる。そういう考えを前提として、この映画はストーリーが進みます。

4人グループの精神的リーダーのジジイが良い味だしてる。

4人グループが主人公、ジジイ(土地担当)、メガネ(葬儀担当)、シャーマン女(陰陽師担当)、イケメン(陰陽師サポート担当)のメンバー。全員が高額な報酬で仕事を請け負う。アメリカに住む富豪からの依頼を請け負うが、相当やばい案件だった。

章仕立てになっていて、区切りがはっきりしていて見やすい。

ストーリーは一章終わるごとに、画面に2章、なんちゃらって感じで副題がでてくる。これはとても見やすかった。

起承転結の転、日本の妖怪(韓国の精霊)がラスボスとしてでてくる。

これが、俺的にとても良かった。富豪の先祖、祖父の棺を燃やして、一件落着と思いきや、さらにヤバイ棺が、墓にあったという。これは、ジョジョのディオの棺のように、おどろおどろしかった。しかも普通はカンオケは横になって埋まっているのに、縦で土に埋まっていた。そして有刺鉄線でギチギチに封印されていた。もう、絶対あけちゃダメな奴じゃん。これ。

封印されていたのは、戦国時代の武将の怨霊だった!!

これはまずいことになった、とジジイは墓がある地域の寺に助けを求めに行くが、結局寺の坊さんも戦国武将怨霊に肝臓を抜かれて死亡。絶体絶命だったが、シャーマン女の祖母(スタンド)がシャーマン女を助けてくれて一命をとりとめた。結局、なんやかんやで、ハッピーエンドで終わるのであった。

まとめ:俺はあの葬儀屋のメガネがいたお陰で、この映画のホラー度合いが薄まったと思っている。メガネ!いい仕事したな!クッパでも食えよ!

映画の感想 ルーム・フォー・レント(アマゾンプライム視聴)

色ボケ殺人BBA降臨!!

旦那を事故で亡くし(俺はババアが殺したと思ってる)、収入に困ったババアは民泊経営を決意する。

旅行者サラ登場。

ババア民泊の第一被害者は小説家志望のサラと馬鹿彼氏。あきらかにババアの歓待に不満を漏らす彼氏。その後結局金も払わずにサラたちは宿を出てく。その際にサラは手紙を書くわというのであった。孤独なババアにはそれが嬉しかった。

第二の被害者、ボブ登場。

その後、死なずに民泊を続けていたババアは怪しい旅行者のボブを泊める。あきらかにこいつ怪しい、俺はドラッグブッシャー(売人)だと踏んだら、そのとおりだった。ひねりはないのか!?この映画の監督は。

年甲斐もなくボブに欲情したババアはキチガイのように露出しだした。露出狂ババアの誕生だった。はやく殺したほうがいいぞアーノルド・シュワルツェネッガーを呼んでこよう。

ババアの幸せ生活も束の間。サラが再びやってきた!

若いサラがきてしまい、ボブのチンポが勃起、そのままやってしまった。当然、市原悦子みたいに覗いてたババアは嫉妬。翌日、オレンジジュース攻撃をサラにしかける。サラはたまらなくなり、ババアの身辺調査を始める。隣の死にかけババアにそれとなく尋ねてみると、なんか詳しくは忘れたけどババアの情報を開示しだした。サラはそのあと出ていくが、たまらなくなったババアは死にかけババアの家に突撃。死にかけの隙をついて、窒息攻撃をしかける。死にかけババア死亡。

遂にボブも死亡!

ボブにも愛想をつかれつつも病院で処方してもらった睡眠薬攻撃を夕食に仕込む。ボブはまんまと昏倒してしまう。その隙にボブのトランクボックスを開けてしまう。すると前述したコカインが!それをなんと、ペロペロしてしまった!馬鹿かこのババアは!薬物摂取で性欲爆発!ボブが寝てる隙にボブの珍宝子が襲われてしまった!!あ~れ~。

翌日、サラから届いた手紙を開いたボブはババアへの忠告に驚愕!ババアを追い込むが、屈強なボブでさえ、ババアのフライパンアタックであわれ死亡。ボブの所持金とボブバイクを勝手に売却した金を得て、オーストラリアへ逃亡するのであった!!

まとめ:独り身のババアが経営している民泊には絶対に行くな!死ぬぞ!!

映画の感想 ドリームシナリオ(アマゾンプライム視聴)

A24はおもしろ映像とりたくて仕方ないのか?!

なんだか面白い映画だなあと思う作品はA24だな、というケースが最近多いんだけど、今回の作品もA24だと彼女にきいてびっくりしてオナラ出た。

たぶん元ネタは夢に出てくるTHIS manという都市伝説なのでは?

とピンときた。ネットをよく見る人には割と有名だと思うのだが、どうも世界中でこういった現象があるらしい、俺はみたことはない。志村けんに似てると思ったけど。

ていうか、この映画にでてくる主役のニコラス・ケイジのヘアスタイルはどうなんだ?あのクマとかの猫科を思わせるような微妙なボリュームの髪量を残した見てくれは。このオッサンが主人公なのだけど、あるときからどういうわけか、他人の夢に出てくることになる。そしてそれがトリガーとなり、彼の生活はめちゃくちゃになってしまう!

A24の映画って前から思ってたんだけど70年代リスペクトが多いような気がする。

と思った。なんか出てくる女優さん達が(一部男性陣も)なんとなく昔のスタンリー・キューブリックのシャイニングとかみてたらシェリル・デュバルとか、あとは時計じかけのオレンジにでてくる女優ぽいヘアスタイルとかメイクぽいなあ〜とか思ってんだけど、これって冷静に考えれば、エックスとかパールのイメージが強いからなのかなぁ。

ニコラス・ケイジの奥さんとか娘とかも90年代とか00年代ぽくはなくて、どっちかというと70年代風なんだよなあ。これって音楽とかイラストとかに来てる70年代リバイバルが投影されてるのか?

まとめ:なんもしてないのに非難されまくりで、こいつ可哀想だし昔から植毛だと思ってたニコラス・ケイジだけどハゲ似合うから頑張れ!!

映画の感想 関心領域(アマゾンプライム視聴)

無関心を装う社会はもうやめよう。

舞台は第二次世界大戦中のドイツ、悪名高いアウシュビッツ収容所の真隣にたつドイツ軍人幹部の家だ。主人公は収容所の責任者。彼と彼の家族の日常を淡々と映しつつ、時にユダヤ人の怨嗟が通奏低音として鳴り響くような異常な日常を断片的に映しながら映画は進む。

人間の無関心度には限度がある。

映画の内容は上記の感じで進むのだが、映画の最後、転勤したアドルフが再度、家族がいるアウシュビッツに戻れるという流れになる。そして妻に電話をして「パーティしてる同胞をガスで殺すにはこの部屋は天井が高い」などと、パーティの雰囲気とはまったく関係ない残忍なことを考えていたと妻に打ち明ける。

しかし、このアドルフ、階段を下に下に降りているのだが(これはなんとなく地獄に降りていくメタファー(暗喩)に見えた)急に立ち止まって、嘔吐するのだ。カメラは彼に寄って吐くシーンなどを映すわけではないのだが、確かに嘔吐している。これを見たときに、健康診断のシーンが思い浮かび、健康状態からの病気のシーンなのか?と思った、しかし医者が下腹部を押すシーンでも「痛い!」など病気を思わせるシーンは無かった。

これは、ネットの考察をみていて、他者様のブログ記事でみてなるほどと思ったのだが、アドルフは無関心を装っていても、転勤したことにより、アウシュビッツを離れることによって身体で感じていた異常性による身体のと心の拒否反応が蘇ったという考察だった。

これを見たときはなるほどな、と思った。

人間の無関心度には限度があるのだ。いくら無関心を装っていても、心底の冷徹な悪魔には人はなれないのだと思った。

まとめ:戦争は人を変えてしまう。自分を守るために他人を殺すことに大小あれど躊躇なくなってしまう。戦争を起こす人間を選ばないように市民が政治に関心を示すべきだ。

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