映画の感想 イット・カムズ・アット・ナイト(アマゾンプライム視聴)

射殺された奥さんの「殺せ!」が最高によかった。そんなもんよね人生。

まいどおなじみ、最近は人気とオシャレさが鼻についてきたA24制作の映画でした。

関心したのはこれ、コロナ前の映画なのよね。

てっきり、コロナ後の映画だと思った。けど違うの。2017年公開だからばりばりコロナ前。
それで、まあ冒頭から感染者が死んでいく。容赦なくガソリンで火葬する映像がうつる。

そうこうしてたら、家族以外の人間が来訪。ここの家主が容赦なく尋問するが問題ない人間だったらしく、奥さんと息子(たぶん奥さんの連れ子なのかな?)家畜と水の交換を条件に、相手の男の家族をつれてきて、共同生活が始まる。

若い夫婦と、多感な17歳の男。このメンツでトラブルおきないはずはない。

あんのじょう、トラブルおきるわけ。これは息子がPTSDなのか、夢遊病なのかわからんけど、犬をつれてきてたんだね。それが原因で相手夫婦の子どもが感染。もうこうなったら血みどろの争いがおきるわけ。潔癖な元、歴史の教師な家主は、相手夫婦のダンナを撲殺。にげる奥さんにむけてライフル(ショットガンかも?)を放つ。不幸なことに抱いていた子供の頭が吹っ飛ぶ。もうどうしようもない状況に陥る。「殺せ!!」と言い放つ奥さんにも銃をぶっ放す。

ラスト。17歳、息子も死に、白痴と化した両親が向い合せになり映画は幕を閉じる。

まとめ:おもしろかった。もはや感染の原因なんてどうでもいいわけ。そこで翻弄される極小な人間関係を切り取った数日間を映画にしちゃうなんて頭いいよなあ。A24すごいよ。

映画の感想 新REC/レック デッド・ビギニング(アマゾンプライム視聴) 

たしかに前作とテイスト違うけど、だからどうした??面白かった。

前作とちがうからとか抜かしてるマヌケは前作をビデオ屋で借りてからとびおりてろよマヌケ。

この世ならざるものを研究した、その姿勢は買う。

なぜならだれもがあきらめている領域だから、それは死の先。
そして悪魔、幽霊、宇宙人など異形のもの。それらを科学的に証明しよう、という試みをもった主人公たちが冒頭のチャプターにでてくる。

我々とは別の時間軸に存在している、だから肉眼では認識できない。

おおざっぱに説明すればそんな感じ。
ところでこの映画は全編、オムニバスで構成されている、それぞれ独立している。
共通している事柄といえば、一連の出来事を録画していたという事。たしかにRECだ。
ただ、幽霊、悪魔、宇宙人、怪物…そういった類の物が主題となっているのでゾンビはでてこない。けどいいのだ、面白ければ。こちとら面白くもない映画を見せられるより、どんな手法をとろうとも面白い映画を見せてくれれば問題無し。

ただ、面喰ったのは二つ目のチャプター。この引っ越してきた殺人者一家のお話だけは異形の物はでてこない。殺しが好きなやばい両親と娘がでっちあげた幽霊騒動で心霊調査班を惨殺するだけのお話だった。この話を制作者がいれる動機はなんだろうか。なにもかもがオバケのせいではない、もっともおそろしいのは人間だ、といいたいのだろうか?

まとめ:おもしろかった、満足できた。でも思ったのはこのそれぞれのチャプターが呪いの映像で、この作品自体が呪いのビデオだ、というようなオチかと思ったけど、そういうことでもなかった。

映画の感想 ありふれた教室(WOWOW視聴)

このサムネの印象みたいな映画じゃないよ。

まず、学校もの映画だね。先生が主人公。
そして、この先生は正義感強く、あたまいい、折れない、発狂しない、けど頑固。
そんな感じ。

ドイツの女はまあ、気が強いのかもね。

容疑者の事務員がめちゃくちゃオラオラしてくる。だけど、この先生も折れない。めげない。
だけど、過呼吸になってしまう。だけど、引きこもって逃げたりしない。
毎日、担任のクラスに来て生徒と向き合うし、学級が崩壊しないように必死でやっている。

このようつべのサムネは生徒のフラストレーションを解放するためのやつね。

結局、はじめの時に事務員にストレートに尋問しなければよかったんだろうなと思った。
だって、あまりにも策をねらなさすぎじゃん。しかもカメラをしかけるなら、もっと広い範囲を撮れるような位置にしかけたりして2,3日考えて、校長か信頼のおける同僚にまずは相談してから事務員へと段階をふむべきだったと思った。けど、この映画の監督が描きたかったのは、うまく立ち回る先生を描きたかったんじゃないんだろうな。面白い映画でした。

まとめ:主人公のレオニー・ベネシュの見てくれが、小学校低学年の時の長門先生に少し似てるなと思ったぜ。

映画公式サイト

映画の感想 #生きている(ネットフリックス視聴)

馬鹿野郎!はやく日本でリメイクしろ!渥美清主演で今月公開!!

主演の渥美清ことタラバガニタロウはひょんなことから、地方テレビ局のアシスタントディレクターに就職が決まってしまった。しかし、ガニ太郎は延滞していたエロビデオを返却しようと【スカトローヌツタヤ】に来店したときに魔法少女・戸川純と出会う。戸川純はガニ太郎に
「アフリカ大陸にあるモコモコトンボの直腸が必要なの。じゃないと東京は明日、滅亡するわ」という衝撃的な告白を聞いてしまう。

インド洋に出向かうガニ太郎!その結末はいかに!!

映画の感想 ファイナルデッドブリッジ(ネットフリックス視聴)

追ってくる運命からは誰も逃げられない!!

これもシリーズものですが、大好きでほとんど見ています。

今回は学生ではなく、社会人たちが死の運命に立ち向かうお話でした。
しかも、今作はファイナルデスティネーションオリジンとも言うべきで、ラストで一作目の飛行機事故につながります。

悪趣味上等!すごい死に方がこちとら見たいんだよ!

今回、俺がこの映画で良かったなあ、と思った死に方はレーシック手術でレーザーに焼かれて、結局高所から飛び降りて死ぬやつね。違うんだよ。こちとらもっとすごい死に方みたいんだよ。次回作はこういうの作ってくれ。

その名も、ファイナルデッド昆虫心霊TV!

コンセプトでは、馬鹿な若者たちが心霊スポットにいくんだけど、そこには霊なんてまったくいなくて、かわりに夏の昆虫がたくさんいた!しかもその昆虫たちが若者たちに襲い掛かる!たとえば、カミキリムシが女の足の裏から体内にはいってマンコから100匹でてきて、最終的に両目から100匹出て死ぬ!とか、大きいダンゴムシが転がってきて、若者がのってきたハイエースを踏みつぶして圧死!とか、透明なヒグマが高速で襲ってきて、若者たちの首スパー、とかもうそういうやつ見せてくれ!あとは、東京スカイツリーのてっぺんからうんこが勢いよく飛んできて、東京都民の口にはいってうんこ死する!とかそういうのつくってくれA24たのむねよろしく。

まとめ:正月だからってたるんでるんじゃないぞ!日本人!うんこもらせ!

映画の感想 モルグ 死霊病棟(アマゾンプライム視聴)

もうカット割りの斬新さと意表をつくホラー演出でうんこ漏れたよ。

うんこ漏れるだろ!大人なんだから。

そのくらい怖かったよ。だいたい主人公の男が、最終的に地獄おちるんだけど、ひき逃げして知らんぷりって頭おかしいだろ!なんで出頭しない??バカなのか?

だいたいこいつの乗ってる車、北野武が昔とった【みんな~やってるか~】でダンカンが乗ってた、運転中に真っ二つに割れて走行できなくなるような、そのくらいの表現が似合うくらいのオンボロカーだ。そんなのに乗ってて、人ひくなよ!車検通らないよ!馬鹿か!俺はもう寝る!!

まとめ:お色気シーンあるよ。女の人のお尻だけど。まあ幽霊なんですけどね。

映画の感想 7月22日(ネットフリックス視聴)

もう頭のおかしいエテ公は死刑で行ってこいよ!!

ていう感想になるだろう。

犯人は極右の男。とにかく妄想にとりつかれていて擁護のしようがない。
そんなバカに殺された、未来ある若者たち。
百歩譲って、彼らがエリート教育で、親もそれなりな仕事についているなら、それは良いことじゃあないか。頭のいい人間は、世の中をどんどん良くして(まあ、ここでは社会が便利になる)もらえばいいじゃないか。それを、ひがみ根性・やっかみ・嫉妬…その他もろもろで妄想、妄言、基地外、、、そんなどうしようもない無敵の人が選んだのは、サマーキャンプに来ていた若者を無差別に殺害って…あまりにもどうしようもない。そして結末は死刑ではなく無期懲役。

主人公の青年は、なんとか生死の境界線から生還。それでも片目の視力をうしなうなど、追わなくてもいいハンデを追ってしまった。こんなことがあっていいわけがない。絶対に、どんな事があっても無差別殺人なんてしてはいけない。この犯人は、母親がいるのだから孤独ではないはずだった。エリートが憎いなら学べばいい。それをしなかったこの犯人の敗北で映画は終わった。

まとめ:バカは死ななきゃ治らない。生まれ変わって出直してこい。

映画の感想 闇はささやく(ネットフリックス視聴)

なんかちょっと宗教臭い表現なシーンあるけど映画は面白いよ!

いや、その宗教臭いシーンてのが、なんか殺された奥さんと幽霊の奥さんが後光をバックに描写されるシーンなんだけどさ、まあいいか。

いま考えればフェミニズムマンセーな映画かも。

下衆不倫する旦那が、いかにもわかりやすい野郎でさ。こいつ、本当に節操なくて清々しさすら感じるほどの女好きなんだよ。もう歩くチンポ野郎でさあ、ある朝ジョギングしてるんだけど、自分の眼をつけたガールがいるんですよ。その女の部屋に突入していってやりまくる!奥さんと子供のことなんて頭にはない!もうとにかくオマンコしたい!っていうのが役者の演技で伝わってくる、これ演技がうまい俳優さんなんだろうなあ、いま思えば。

そんな、アホ旦那をとにかく叩きのめすようなラストシークエンスだったは。まあこいつは文字通り地獄に堕ちるんだけど、そのシーンも始めはちっこいヨットにのって漕ぎ出すんだけど、途中から沖にでてて、完全に海は時化てきて、明らかに異世界に突入してるの!

まあ仕方ないんだよ、この旦那がとにかく人はだますは、自分のいいように捻じ曲げるは、本当に子悪党。対しての奥さんは幽霊ハウスと知らずに新居に引っ越してくるんだけど、この旦那から守るように、地縛霊として家にとりついてる。ネタバレ全部かいたけど、テンポよくみられるし、ネトフリ限定だったけどこれは当たり映画だったかもしんないと思った。

まとめ:時代設定は80年代だったから、ドラレコとかスマホがないけど、いまならドラレコで一発だろうなっていうシーンがあるなあ。

死霊のはらわた ライジング(ネットフリックス視聴)

ホラー映画の金字塔!のひとつ!傑作中の傑作!

もう説明は要らない!!だいたいこの予告のサムネでもう怖い!怖いイイ話!!

お前はザ・ミストのサマンサのママんじゃねーか!

なんだよねえ~~このタトゥーショップのオーナーのお顔みてくださいよ。もう、顔芸できちゃうような~なんつうか朝起きて目の前にいたらチンチン取れちゃう!!ていうお顔してますよねえ~~。

映画はまじめにホラーしてる。もう血みどろスプラッター!

まあ、俺は良い子ちゃんだからさあ、映画みててこいつはティーンだし死なないよなあ、とか、こいつはちょっと悪人側じゃないから死なないとか、あるじゃん。もう、死ぬのこの映画は!このママンの家族も犠牲になるけど、たくさん死んじゃう!娘も息子も死ぬ!そんでゾンビ化する。

たぶん聖書とかで悪魔の特技のひとつで死者をゾンビとしてよみがえらせるってこと、書いてんじゃないかな?

だって、韓国の映画であった、【コクソン】てあるじゃん。あれもマタイの福音書をテーマにしてるんだけど、ゾンビが途中ででてくんのよね。この映画も復活した悪魔が、人間の身体に侵入して殺し、そしてゾンビ化させんのよ。

こわいよね~そういうこと出来るのさ。

まとめ:うんこブリブリ!うんこブリブリ!俺のうんこを食ってゾンビ化しろ~!!俺はうんこ悪魔だー!!!

映画の感想 プラン75(ネットフリックス視聴)

10万円と引き換えに命さしだせるか??

という見出しだったけど、まあこれ問題作。はっきりいって傑作です。

フィクションなんだけど、現在から未来の日本の状態を写している。そりゃあ、超高齢化社会にすでになっているし、人口削減をテーマとした映画や漫画がでてくるのは自然の流れだと思った。

やっぱり人は感情の動物。死においやるような行為にはストッパーかかるのね。

映画の中に、主人公から先生と呼ばれる若い女性がでてきて、彼女は初め、淡々と主人公にプラン75の説明をする。けれど、主人公と交流をもったことにより、あきらかに感情が動く。

休憩室で上司の女性が、新入社員に業務内容を説明していると、俺はここで叫ぶんじゃないかと思うくらいの表情を先生がする。そのくらい、彼女は静かな顔で心で叫んでいたのだ。

結果、主人公は死なないという選択をする。

まあ、死んだら終わりだからね。死の先は、誰にもわからない。どんな賢者にもわからない。だったら、生きてもがくのも手。という主人公を照らす太陽が映って映画は終わった。

まとめ:プラン75で死んだ高齢者は仏として弔わない。産廃業者がゴミとして十把一絡げにして処理する。この辺はこの映画の創作者が効率化より、どんな命でも尊いという宣言をしているとみてて思った。

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