映画の感想 チューブ 死の脱出(アマゾンプライム視聴)

公開日 2025年1月13日 最終更新日 2025年1月13日

見ていて「わーやめて!」ってなるシーンあるよ。怖い。

まあCUBEだよね、これ系の有名な映画。脱出系の映画ですよこれは。

鋭利な金属がザシュって天井から降りてくるのマジやめてよ。

娘を失った主人公が、道端で寝ていると車が通りかかり相乗り。しかし運転手は殺人鬼だった!その情報がラジオから流れてきたときに、画面暗転!なぜかTMレボリューションみたいな姿になっていた!!

TMレボリューションな主人公がせまいせまい筒の中をはい回る映画です。

もう、感覚的にはスーパーマリオだった。天井からドッスンが落ちてくるような感じで、鋭利な金属が落ちてくる。タイミングを間違うと、やわらかい人間の足なんて、スパッと大根みたいに切れてしまう。おそろしい、この辺は感覚的に「SAW」みたいなソリッドホラーな感じがした。

謎なのは、エンディング。あれは何??

いろいろあって、不屈の闘志で迷路をクリアする主人公なのだが、ラストで繰り広げられる、まるでエデンのようなあのシーンは一体なんなのだろうか?みていてちょっとわからなかった。あれは死の世界なのか、はたして地球とは別の世界にいってしまったのか。この辺は少し考察をいろいろ読まないとわからないかも。

まとめ:熱い・苦しい・痛い・きもい、人間が嫌なもののほぼすべてを筒のなかで表現したこの映画は素晴らしい!といってあげたい。

映画の感想 毒娘(WOWOW視聴)

公開日 2025年1月13日 最終更新日 2025年1月13日

これはある意味、難しい映画なんじゃないかね。

これって、ちょっと評価にむずかしい。だってこれ、「キャラクター映画」だと思うんだわ。
これはさ、かなり現実離れした「ちーちゃん」がドタバタ劇のスラプスティック映画だと思うんだ。だって実際ならこの女の子は即、補導されるけど、映画だと両親があやまりに来るだけで、すごく違和感あって、その世界観に入れなければついていけない映画だぞ。

破天荒なキャラクターに影響されて、我慢している人々(奴隷)が解放されていく。そういうジャンルってあるよね?

そういう映画とか漫画ってあるんだよ。いま思いついたけど、たとえば福本伸行先生の無頼伝・涯とかね。ちょっと違うかもだけど、この進出気没のキャラが、奴隷=現代人のメタファーとして描かれてるけど、それを解放していくの。娘と義母をね。死んだ前妻も、このオヤジの言いなりになっていて、支配されていた。だけど、現実離れした「ちーちゃん」にはそこがなぜかわかるんだよね。手袋をしている娘の心を透かすように、彼女の心情を理解して、友達になるんだけど、結局はちーちゃんは、この成熟してしまった現代社会には最後の最後まで相容れずに映画は幕を閉じるのであった。

まとめ:原作はたしか漫画。だから興味をもった方はまずは、漫画を読むことをおすすめします。

映画の感想 デッドキャンピング・ザ・ライブ(アマゾンプライム視聴)

公開日 2025年1月13日 最終更新日 2025年1月13日

ランハイドファイトとかサプライズが好きな人におすすめ!!

エリート軍人だった主人公は、妹を犯罪者集団に強姦されてそのまま無慈悲にも殺されてしまう。そこから怒りの復讐がはじまった!ソロキャンプ配信バトル!!

かよわいソロキャンプ女子かと思いきや…

バカな違法ユーチューバー。女性配信者をレイプして、それを海外のサーバ経由で配信。高額な投げ銭と、仮想通貨で金儲けをしている、極悪非道の若者たちが、今回の被害者だ。
主人公は妹の敵ととるために、女性配信者を偽装して、違法ユーチューバーを罠に誘い出した。8人くらいの雁首ならべた、男たちをいともたやすく抹殺していく様は、本当にみていて爽快だった。ただ、ひとつ注文つけるなら、招待男のショットガン持ちの動機がうすいっていうか、なんでバトルジャンキーみたいな男を急にだしたのか。突飛な感じがした。まあ、でもあんまり難しく考えないで見られる映画だから、いっか。

まとめ:モニカとかいう敵側の女は、AKB48(昔の)の板野友美に似てたね。カランビットナイフ持ってたけど、すぐやられちゃったね。あわれ。

映画の感想 胸騒ぎ(WOWOW視聴)

公開日 2025年1月13日 最終更新日 2025年1月13日

現代社会の病理を描いているが、食うものと食われるもの、原始の時代から変わらない恐怖がそこにはあった。

利発な娘をこどもにもつ、デンマーク人の夫婦が主人公の映画。
旅行先で出会ったオランダ人の夫婦と意気投合して、彼らからの自宅への招待をうけたのだが…。

まさにジワジワくる映画だった。

この夫婦のダンナがとにかく、流されやすい。というか、優柔不断でどっちつかず。対する奥さんは、テキパキとしていて、わかりやすい夫婦。嫌なことがあれば奥さんはNo!というのに対して、旦那のほうは良くも悪くもなんにでもOKで、よく言えば寛容、悪く言えば主体性が無い。こんな一家がであったオランダ人の夫婦はなんと!人食い一族だった!!

それは比喩だけど、ようするにまともな人間じゃなかったのね。

人食い一族、ソニー・ビーン。昔のヨーロッパに実在したという、旅行者を殺して、血肉をたべて生活をしていた、恐ろしい一族。彼らを彷彿とさせるような、そんな夫婦がこのオランダ人夫婦だった。ネタバレだが、おそらく夫婦を装っているのだろう。男が恐怖でしばりつけているような気がする。

この人食い夫婦。旅行を装ってターゲットを物色していたのだ。そこそこ金がありそうで、子どももいて車もある。そんな感じの一家を捕食する、肉食獣だ。おぞましいことに、子どもの舌を抜いて、言葉を奪うのだ。冒頭から登場する、男の子も先天性でうまれつき舌が無いというのだが、彼もおそらく捕食した一家の子どもなのだ。最終的に彼も溺死させられて殺されてしまう。

結局、優柔不断一家は捕食者によってあれよあれよと、娘も車もうばわれ、みぐるみはがされて採石場で殺されてしまうのだった。あわれ。逃げるチャンスはあったのに!!

まとめ:2024年にSPEAK NO DEVILという原題でアメリカ映画としてリメイクされているらしいぞ!オススメ!!

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