映画の感想 サンドランド(WOWOW視聴)

公開日 2024年10月16日 最終更新日 2024年10月16日

予告

鳥山明先生が大人のために描いた痛快ロードムービー!

と思ってるんですよね。大人のために描いたと思うんですよ。
主人公がおっさんの保安官ですからね、おっさんていうよりはジイサンだけど。
そんで、いっしょに旅をするのが、悪魔の王子ベルゼブブ。それとシーフ。

そこには鳥山先生のやさしさが見えてくる。

人間からしての悪魔への偏見、プッピ人(だっけ?)への差別。それらは前作のCOWA!でもたしか見て取れた(うっすらとしか覚えてませんが)けど、偏見や差別ってのが、心の領域を分断すると思うんだ。でも先生は主人公とベルゼブブにそこを打ち破っていく強さと守るやさしさを描いていて、ああやっぱり鳥山先生は偉大だし優しい方だなと思った。それはドラゴンボールでも描かれていて、もう一貫した鳥山先生の強さとやさしさ、勇気を少年たちそして大人たちに見せてくれていると思う映画でした。

まとめ:ベルゼブブがスーパーサイヤ人化しなかったので大人の話=リアルによせてきてるんだなあと思いながら見てました。俺だったら昆虫人間の時にベルゼブブの形態変化させちゃうと思うんだよね。それって結局、バトルが主体のお話になっちゃって語りたい内容がかわっちゃうもんね。ベルゼブブはあれでよかったのだろうね。

映画の感想 スイート・マイホーム(WOWOW視聴)

公開日 2024年10月16日 最終更新日 2024年10月16日

予告

因果はらせんをえがいて、巡って来る。斎藤工がメガホンをとった快作。

よくできてると思いました。それは斎藤工さんという(私はシンウルトラマンで知った俳優さんでした)新人の監督さんが撮った映画ということで、(新人さんだけど)よくできていると思いました。

無敵の犯人による無双のような形で物語は進む

これはまあ、映画をよく見ている人なら良くわかると思いますが、犯人の隙が終盤までなさすぎる問題なんですね。主人公たちや被害者たちは、ただただ翻弄されるのみで物語がすすみ、終盤に主人公が苦心してたどりつくというよりは、周囲の流れによって、本当にプロット通りに犯人が画面に映る。そういう映画だったと思います。まあ、この映画は原作があるということでしたので、そこも原作に準拠したのかなと思いました。(原作は未読です)

タイトルの因果というのは、主人公のスポーツインストラクターがおこなっていた浮気や、もしくは描かれていない主人公の過去の因果が追い付いてきた結果、目をおおいたくなるような映像がいまから映りますよ、という意味合いを【見ざる】のポーズで子どもにさせる=惨劇を子供にみせてはいけない、という意味合いととらえました。

ただ、禁じ手をつかっている気がしてそこはマイナスだと思った。

ラストのあのシーンはいただけないと思いました。それは〇〇〇〇を傷つけてはいけないと私は思っています。でもやってるんだけどね。ジョジョの奇妙な冒険パート1・ファントムブラッドでもそういうシーンがあって、まあそれは〇〇〇〇が吸血鬼に転化してしまっていたからまだ、許せる?(化け物になってしまって〇〇〇〇でもなくなっている)けど、この映画では〇〇〇〇の〇から流血してしまって、あ~それは禁じ手だわ、だってジェイソンだって子どもはころしてないよね?って思った。原作でこのシーンがあるなら仕方なしだと思ったけど、でも俺がもし映画をとるならそれは禁じ手ルールだと思って別の手を考えるねと思う。

まとめ:サスペンスホラーとして面白かった。邦画サスペンスをさがしているかたがいたら是非みてみて!!

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