公開日 2024年4月29日 最終更新日 2024年4月29日
(私の)奥さんが好きでしてねえ。でも面白かったよエクソシスト新作。
この映画、一作目が1973年なんですと。そんでもって、今回が正当な一作目の続編にあたるらしい。
なんとなくコクソンを彷彿とさせるような視聴後の感覚に陥った。
それもそのはず、おなじような構成なんだろうなと感じたよ。
悪魔が主人公を試すように、仕向けてくる。結局、悪魔のシナリオ通りに映画は終わってしまう。だから、視聴したあとに、爽快なカタルシスを得られないんだろうなと感じた。
もっとキッチリした考察はネットにあふれているので、そのへんはその方たちに任せるとして、まああれだな。隣人の白人家族は残念だったな。でも仕方ないっていうか、映画のシナリオでの犠牲者になってしまった。
※まあコクソンが後発なので、ナ・ホンジン監督はエクソシストを参考にしていると思うね。
まとめ:ホラー映画として、見たものを不安がらせる、怖がらせるというホラー映画の第一目的を軽んじていない傑作だった。ホラー映画はそこが重要なんですよ。ヴァチカンのエクソシストは、事実を背景に作られているが、あの映画は、少し観客に安心感をあたえてると思う。主人公の神父は経験豊かでかつ、演じる役者がラッセル・クロウ。ホラーファンタジーに見えてしまうのですよ。
でもこのエクソシスト信じる者に関しては、アマチュアの人間たちで悪魔に立ち向かうという映画なので不安が払しょくできませんね。これはホラー映画にとって、とても良い方向性で作用してると思いました。
※また思いついたら書こうと思う。