映画の感想 500ページの夢の束/(原題)PLEASE STAND BY

公開日 2022年3月10日 最終更新日 2022年3月29日

主演のダコタ・ファニングと任豚犬

自閉症の主人公のロードムービー

ウェンディは自閉症ゆえ姉と離れて施設で生活している。母親は他界していない。ウェンディはスタートレックのファン。スタートレックの脚本コンテストに作品を応募するためにロスのパラマウント本社に行こうとする。しかし自閉症ゆえに、かずかずの障害が立ちはだかる。

仏教の人間道

仏教では六道という考え方がある。畜生道とは犬や猫の住む世界。我々の人間道とは辛いこと悲しいこと苦しいこともあるけれど、良いことや楽しいことも少しあるという世界。なぜ人は生きていかなければいけないのか。どうして人は生まれて苦しい思いをしなければいけないのか。

ジョジョの奇妙な冒険 スティールボールランの聖なる遺体

ジョジョでは聖なる遺体をはっきりとは書かなかった。しかしそれで良いと思う。なぜなら我々人間の人生もそうであるように、なにか結末に得るものもしくは得られないもの(結果)はハッキリ言ってしまえば大したものではないのだ。経過が大事。プロセスが重要。資格試験で得られる資格も勿論大事だけれどその過程で学んで出来る事が大事なのだ。聖なる遺体はなんだっていい。重要なのはその旅のなかであった出来事、出会った人々との関係。それが重要なのだ。

ドラゴンボール 敵を倒せば物事が終わる…ことは無い

昔は悪い敵を倒せばハッピーエンド。そういう映画とかみてきたけど40年も生きてきたらそうでもない心境にもなる。敵をたおしても終わらない。二元論ではいつまでも幸せになれない。うお座の時代は終わる。集めると願いが叶うドラゴンボールは鳥山明先生が描いた少年たちに対する夢物語。

ウェンディは聖なる遺体を得られなかったけど、旅の途中で大切なものを得られたはず。彼女はきっと幸せになるでしょう。

※この映画はスタートレックをまったく知らなくても楽しめます。私も知りませんでした。

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