公開日 2025年1月19日 最終更新日 2025年1月20日
自然環境調査系の仕事してる人ホイホイな映画!!
60年代終わりを舞台とした、サスペンス映画でした。
一家は湿地帯に住む家族だったけど、第二次世界大戦帰還兵の父親はPTSDのせいなのか、家族に暴力を加えていた。とくに奥さんは顔面を殴られ、家を出て行ってしまった。つぎつぎと家族は家を去るが、末娘のキャサリン(カイア)は残った。
数年後、ハイティーンのなったカイアは、近所のテイトと仲良くなるが、カイアは無学。学校にも通っていなかった。そこでテイトはカイアに読み書きを教える。
結局、テイトは進学のために湿地を離れる。恋仲になりかけていたなか、テイトは独立記念日に帰って来る…といったけど、なんと反故にして帰ってこなかった。カイアは悲しんだが、そんな彼女の前に、チェイスが近寄ってきた。チェイスは、なんとクズ男で、婚約者がいるのにカイアを愛人扱いしていたのだ!これには黒人(ジャンピン)も激怒!
そうそうこの映画はミステリーだった。だれがチェイスを殺したか?
言うの忘れてた!そのクズ男のチェイスの死体からこの映画は始まるのだった。はたして、だれがチェイスを殺したのか?
- A:カイア
- B:テイト
- C:ジャンピン
- D:弁護士
- E:アオサギたち
答え:Aカイアなのでした!最終的にテイトと結婚したカイアは、老いてもなお、湿地に彼と住み続けた。そして、ある時に死んだ母の面影を見る。それはカイアの寿命がつきたことを意味していた。そのあと、残されたテイトが、彼女の日記をみる。すると、チェイスの首飾りが!!やはりカイアが殺して、チェイスの首飾りを証拠隠滅していたのだった。
しかし…ここで、やはりよく考えると、カイア一人でチェイスを殺すにはあまりにも荒唐無稽だと感じられないだろうか?だれか協力者がいたのではないだろうか。
私はジャンピンだと思ってる。彼ら夫妻は、カイアの身を案じて、隣人愛にみちていた。そんなカイアに襲い掛かるチェイスという悪魔を、みずからの正義で裁いたのではないだろうか。
実際、遠距離に外出していたカイアが、殺人をしてまたその場所にもどるのはあまりにも無理なような気がする。
真実はどうなのか…。それは湿地に降り注ぐ霧の中で、永遠に隠されてしまうのだった。