映画の感想 キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(アマゾンプライム視聴)

これは胸糞わるいきもちになった。差別主義反対!

アメリカのニューヨーク州、ホワイトプレインズという地域で実際に起こった事件。

不運な事象がおおく積み重なった出来事だった。

  • 高齢者
  • その高齢者はPTSDをわずらっている
  • たまたまボタンがおされて、警備会社に通信がいってしまった
  • かけつけた警察に頭がおかしい警官がいたこと
  • 黒人がおおく住むアパートでそういう目で見られていた
  • かけつけた親族がいたのに取り合ってくれなかった
  • 話がわかる警官がひとりいたのに、新人のためベテラン警官に無視されていた
  • 高齢者の黒人がすこしでも理解してドアをあけていれば

などなど、あげへつらえば割とキリがないくらいに「こうすれば最悪の事態にならずにすんだ」という項目がでてくる。でもこの統失ぎみな高齢者を一人で住まわせていた親族もダメだったよね。こんな人を一人暮らしさせるもんじゃないわ。

結果、アタオカ警官により射殺されてしまう。

もうラストの展開はめちゃくちゃ。ドタバタ劇のようにたたみかけて、スローモーションぎみに黒人高齢者の部屋に突撃する警察たち。しかも頭に血が上っていたアタオカ警官が勢いで銃を抜いて発射。黒人高齢者は死んでしまった。

まとめ:この世の理不尽ともいうべき悲しい出来事を映画にしたモーガンフリーマンに拍手。この人も結構なお年だし、黒人だし許せなかったんだろうね。

映画の感想 スリープ(WOWOW視聴)

病気なのか演技なのかオカルトなのか。

この映画は初め、見ていてあまりグイグイくるもの無かったんだけど見ていたらなかなかグイグイ来たぞ!

旦那が俳優という職業

この映画、新婚夫婦に起きた悲劇だったのだが、それがラストを迎えてもはっきりしないまま終わってしまう。つまり視聴する人間に投げっぱで真実は伏せられる仕掛けなのだ。

旦那の仕事は俳優。だから彼は演技に関しては普通の人よりはできる人間なのだ。だから奥さんは彼に起きた症状が最終的になんなのかわからず終わってしまう。

ポメラニアンが主人公?!

映画のなかで1章〜3章まで区切られてお話が進むのだが、ペットの犬が大変な目にあってしまう。主人公の奥さんにとってはとても大切な存在だったのだ。しかも隣人が飼う犬が後半に出るのだが、そのペットも重要な意味を持つ。

映画としては韓国映画のコクソンに似てるかもと思った。重要なポイントがあってそこは見ている側の人間に委ねられるからだ。そのへんがこの映画の肝で、うまくサスペンスミステリーになってるなとおもった。

まとめ:オカルトってこういう風に使うと映画を2択方式で視聴者に投げかけられる装置で便利だなと思った。

映画の感想 さがす(ネットフリックス視聴)

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犯人のモデルは座間9人殺人事件

自殺志願者をツイッターでひっかけて快楽殺人していたモデルは座間の事件がモデルだったのですね。でも見た感覚だと座間の事件プラス、リンゼイ・アン・ホーカー殺害事件の市橋がプラスされてるような犯人でした。

複合的な要因で犯罪に手を染めてしまった父親

奥さんが重篤な病気でその始末を偶然出会った犯人に力を借りて奥さん殺害(自殺幇助)してしまった主人公の父親。社会の選択肢として、安楽死はあったほうがいいと思いましたね。

それでも大阪という土地柄と主人公の親役の佐藤二朗氏のキャラクターでおどろおどろしい感じは薄まった映画でした。結構、長尺だったけど楽しく見られました。

まとめ:娘の最後の行動は正しかった。子供だからなのか、それとも親にはただしくあってほしかったということなのか。

映画の感想 あしたの少女(アマゾンプライム視聴)

ペ・ドゥナが出る必要性???

なんか話題性を出そうとしたのかな?と勘繰っちゃう感じでなぜか、冒頭のダンス教室でペ・ドゥナが出てます。

ていうか、年月のすぎるの早いな、ペ・ドゥナが中年になってたわ。

クラウドアトラスでみて、人気女優さんだなと思った。たぶん一番有名なところだと、球体関節人形なんだろうけど、それは見てない。いやあ、しかし冒頭のダンス教室でペ・ドゥナだ!と思ったら、それっきり。そしたら、なんと主人公死んでから出てきた!刑事役でした。

たぶん、日本と同じかそれ以上のブラック社会なんだろうな。

韓国は、日本と同等かそれ以上に格差社会なのだろう。この主人公の少女も、職業訓練学校みたいなところで、就職斡旋してもらって、コールセンターに研修生みたいな感じで入るのだけど、まあブラック職場。はじめは割とこいつはまともな上司だな、と思った青年もなんと、練炭自殺!!そしたら、その次にきたBBAがくそムカつくやつ。そして、クソ制度でインセンティブがなぜか払われない。そのクソ仕様を訴えて、ついにBBA上司をぶん殴ってしまう。

全部がクソ、先生も教育庁もクソだった。警察上層部もクソ。

まあ、韓国映画の警察は、クソ無能がデフォルトで、それは仕方ないんだけど、ペドゥナの上司もクソ。いちいちペドゥナの捜査に文句をつけて、怒鳴りつける。
親もまあ、クソ。死んでから娘を思って泣いてもおそいよ。天罰だよクソ親ども。

2017年に実際に韓国でおきた事件をもとにこの映画はつくられたらしいけど、こんなブラック体質はこの世から消え去って、生きやすい世の中になってほしい。たとえ第三次世界大戦がおきて、体制を破壊してでも、世の中が変わってほしい。CHANGE THE WORLD!!!

まとめ:トランプ政権になったことだし、世の中が大きく変わってほしい。この映画で死んだ少女の死が報われてほしい。

映画の感想 レプタイル -蜥蜴-(ネットフリックス視聴)

主演の人、令和のう~んマンダム(C・ブロンソン)かよ。

いや面白かったなこの映画。なんか結構長尺なんだけど、飽きないっていうか。
はっきりいって、ラストは急にたたみかけて、ええ!?そんな端折るの??って感じだった。

ヒートっぽいよね。

映画冒頭で主人公刑事の人間関係で、食事会みたいなのがあるんだけど、このシーンみててヒートのデニーロ犯罪者集団の食事会を彷彿としたよ。だけど、どっちかというと、この刑事はヒートのアルパチーノぽい感じなんだよね。でもこっちは奥さんとはうまくいってた。

サスペンスとミステリーの塩梅。真犯人はだれか?

夫婦だと思ってたら違うのよね。彼女と同棲していた、男がメイン。でもこいつが犯人かも…?という感じでお話はすすむ。死んだ女のダンナか?それとも犯行現場にきていた汚いロン毛か?そうこうしてたら、かなり闇が深い犯罪だったと気付く。

汚職に手を染めた刑事OBとセキュリティ会社社長!お前らか!!

多発性硬化症のおっさんが敵か?と思ったら、なんとブラフ!!メモリースティックを渡したハゲが敵だった!!ていうかハゲ出すぎ。ズルムケ都市か。そんなこんなで、なんと真犯人はやっぱり彼氏だったという事がわかる。しかもこいつの母親がなんか悪の権化だったと思ったが、けっこうラストシーンで端折りまくるので、よく覚えてない!!!でもおもしろかった!みんな見ろ!

まとめ:サスペンスクライムな映画だった。主人公のブロンソンの心情を描写しすぎて、途中なんか家に入り込んでた改装業者にも嚙みつくし、お前すこし休め、と思ったぜ。

映画の感想 シビル・ウォー アメリカ最後の日(アマゾンプライム視聴)

強すぎる好奇心は、死神を引き寄せてしまう。

「行けばみんな殺される」。これは古参ジャーナリストのサミーが放った言葉だが、この台詞はもう、1000%的を得ていて、ああ、戦争を一つのイベントとしか思えなかった奴らの末路だな、と思った。

プレスだから、銃を持っていないから、→関係ない。殺される。

この映画では、全員が愚か。そう思った。それは戸愚呂弟の台詞「お前、まさか自分が死なないとでも思っているんじゃないかね?」という言葉が頭をよぎる。
戦禍の中にひとたび身を置くと、それはいつ死んでもおかしくはないのだ。
そこには、ジャーナリストだからなどという高尚な意思などは関係ない。無常に鉛玉を食らえば、もう死ぬ。はっきりいってすぐ死ぬ。冒頭の手榴弾の爆発にまきこまれて、彼らは死んでもおかしくはなかったのだ。

映画中盤過ぎで、アジア人二人とサミーが死ぬ。

もう嫌な予感しかしなかった。あの車同士で行き来したりする行為。こんなことしてるふざけたやつは死ぬなと思った。俺はこの映画をみていて、若いジェシーは死ぬと思った。だけど、最後に死んだのはキルスティン・ダンストだった。経験もなにも関係なかった。しかし、リーはジェシーに自分の色々なものを託してこの世を去った。

まとめ:アメリカ分断という、フィクションとしては、あまりにもありそうな出来事を描いた傑作映画だった。戦争、笑えないわ。

映画の感想 ザリガニの鳴くところ(ネットフリックス視聴)

自然環境調査系の仕事してる人ホイホイな映画!!

60年代終わりを舞台とした、サスペンス映画でした。

一家は湿地帯に住む家族だったけど、第二次世界大戦帰還兵の父親はPTSDのせいなのか、家族に暴力を加えていた。とくに奥さんは顔面を殴られ、家を出て行ってしまった。つぎつぎと家族は家を去るが、末娘のキャサリン(カイア)は残った。

数年後、ハイティーンのなったカイアは、近所のテイトと仲良くなるが、カイアは無学。学校にも通っていなかった。そこでテイトはカイアに読み書きを教える。

結局、テイトは進学のために湿地を離れる。恋仲になりかけていたなか、テイトは独立記念日に帰って来る…といったけど、なんと反故にして帰ってこなかった。カイアは悲しんだが、そんな彼女の前に、チェイスが近寄ってきた。チェイスは、なんとクズ男で、婚約者がいるのにカイアを愛人扱いしていたのだ!これには黒人(ジャンピン)も激怒!

そうそうこの映画はミステリーだった。だれがチェイスを殺したか?

言うの忘れてた!そのクズ男のチェイスの死体からこの映画は始まるのだった。はたして、だれがチェイスを殺したのか?

  • A:カイア
  • B:テイト
  • C:ジャンピン
  • D:弁護士
  • E:アオサギたち

答え:Aカイアなのでした!最終的にテイトと結婚したカイアは、老いてもなお、湿地に彼と住み続けた。そして、ある時に死んだ母の面影を見る。それはカイアの寿命がつきたことを意味していた。そのあと、残されたテイトが、彼女の日記をみる。すると、チェイスの首飾りが!!やはりカイアが殺して、チェイスの首飾りを証拠隠滅していたのだった。

しかし…ここで、やはりよく考えると、カイア一人でチェイスを殺すにはあまりにも荒唐無稽だと感じられないだろうか?だれか協力者がいたのではないだろうか。
私はジャンピンだと思ってる。彼ら夫妻は、カイアの身を案じて、隣人愛にみちていた。そんなカイアに襲い掛かるチェイスという悪魔を、みずからの正義で裁いたのではないだろうか。
実際、遠距離に外出していたカイアが、殺人をしてまたその場所にもどるのはあまりにも無理なような気がする。
真実はどうなのか…。それは湿地に降り注ぐ霧の中で、永遠に隠されてしまうのだった。

まとめ:純粋に生き、自然を愛したカイアの物語を君も目撃せよ!!

映画の感想 チューブ 死の脱出(アマゾンプライム視聴)

見ていて「わーやめて!」ってなるシーンあるよ。怖い。

まあCUBEだよね、これ系の有名な映画。脱出系の映画ですよこれは。

鋭利な金属がザシュって天井から降りてくるのマジやめてよ。

娘を失った主人公が、道端で寝ていると車が通りかかり相乗り。しかし運転手は殺人鬼だった!その情報がラジオから流れてきたときに、画面暗転!なぜかTMレボリューションみたいな姿になっていた!!

TMレボリューションな主人公がせまいせまい筒の中をはい回る映画です。

もう、感覚的にはスーパーマリオだった。天井からドッスンが落ちてくるような感じで、鋭利な金属が落ちてくる。タイミングを間違うと、やわらかい人間の足なんて、スパッと大根みたいに切れてしまう。おそろしい、この辺は感覚的に「SAW」みたいなソリッドホラーな感じがした。

謎なのは、エンディング。あれは何??

いろいろあって、不屈の闘志で迷路をクリアする主人公なのだが、ラストで繰り広げられる、まるでエデンのようなあのシーンは一体なんなのだろうか?みていてちょっとわからなかった。あれは死の世界なのか、はたして地球とは別の世界にいってしまったのか。この辺は少し考察をいろいろ読まないとわからないかも。

まとめ:熱い・苦しい・痛い・きもい、人間が嫌なもののほぼすべてを筒のなかで表現したこの映画は素晴らしい!といってあげたい。

映画の感想 毒娘(WOWOW視聴)

これはある意味、難しい映画なんじゃないかね。

これって、ちょっと評価にむずかしい。だってこれ、「キャラクター映画」だと思うんだわ。
これはさ、かなり現実離れした「ちーちゃん」がドタバタ劇のスラプスティック映画だと思うんだ。だって実際ならこの女の子は即、補導されるけど、映画だと両親があやまりに来るだけで、すごく違和感あって、その世界観に入れなければついていけない映画だぞ。

破天荒なキャラクターに影響されて、我慢している人々(奴隷)が解放されていく。そういうジャンルってあるよね?

そういう映画とか漫画ってあるんだよ。いま思いついたけど、たとえば福本伸行先生の無頼伝・涯とかね。ちょっと違うかもだけど、この進出気没のキャラが、奴隷=現代人のメタファーとして描かれてるけど、それを解放していくの。娘と義母をね。死んだ前妻も、このオヤジの言いなりになっていて、支配されていた。だけど、現実離れした「ちーちゃん」にはそこがなぜかわかるんだよね。手袋をしている娘の心を透かすように、彼女の心情を理解して、友達になるんだけど、結局はちーちゃんは、この成熟してしまった現代社会には最後の最後まで相容れずに映画は幕を閉じるのであった。

まとめ:原作はたしか漫画。だから興味をもった方はまずは、漫画を読むことをおすすめします。

映画の感想 デッドキャンピング・ザ・ライブ(アマゾンプライム視聴)

ランハイドファイトとかサプライズが好きな人におすすめ!!

エリート軍人だった主人公は、妹を犯罪者集団に強姦されてそのまま無慈悲にも殺されてしまう。そこから怒りの復讐がはじまった!ソロキャンプ配信バトル!!

かよわいソロキャンプ女子かと思いきや…

バカな違法ユーチューバー。女性配信者をレイプして、それを海外のサーバ経由で配信。高額な投げ銭と、仮想通貨で金儲けをしている、極悪非道の若者たちが、今回の被害者だ。
主人公は妹の敵ととるために、女性配信者を偽装して、違法ユーチューバーを罠に誘い出した。8人くらいの雁首ならべた、男たちをいともたやすく抹殺していく様は、本当にみていて爽快だった。ただ、ひとつ注文つけるなら、招待男のショットガン持ちの動機がうすいっていうか、なんでバトルジャンキーみたいな男を急にだしたのか。突飛な感じがした。まあ、でもあんまり難しく考えないで見られる映画だから、いっか。

まとめ:モニカとかいう敵側の女は、AKB48(昔の)の板野友美に似てたね。カランビットナイフ持ってたけど、すぐやられちゃったね。あわれ。

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